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プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★海外添乗員&長さんの目⑤最終回・ケンミン性

2009-07-23 09:58:17 | 日記・エッセイ・コラム

 「東京から参加した人達と現地で合流するツアーの添乗をすると、大阪人との違いがはっきり出る」と、添乗員が興味深いことを教えてくれた。

 ホテルのチェックイン時、部屋の風呂や洗面所、エアコン・テレビ等々の故障チェックをするように説明するが、この反応が違うとか。設備に異常があれば、フロントに措置依頼する添乗員にしてみれば、言って貰わないと困るのは当然。

 関西人は、何かあればすぐ添乗員の部屋に行くか、電話をかけて苦情を言うそうだ。一方、関東人は、翌日の集合時とか昼食時に、「昨日、バスのお湯が出なかった」「エアコンが故障していたみたい」などと、事後報告するケースが多いそうだ。

 何事でも口にするか否かは、その人の性格や見識にもよるが、コテコテの大阪の添乗員にとっては、東京のお客様のお相手は、神経を使い疲れるとか。経験則で、何となくその違いが分かる。旅行会社を使い分けてみると、客筋の違いを感じるし、大阪の人が居ると、雰囲気がガラっと変わるのも楽しい。