しまい込んだ除湿機を、もう一度引っ張り出したくなるような空模様が続いている。
これからが夏本番と思いきや、立秋(7日)を過ぎ、季語の上では既に「残暑」となった。実感を伴わない季語だが、世の中には古くからの言い回しや決まりごとがある。国際的なルールや慣行も無視できない。
先日、オーストラリアへ送った際のトラブルを思い出し、再度、検疫について調べ直した。「卵パック、あるいは果物、野菜、肉類・肉加工品に使われた木箱やダンボールに物を入れて送らない」とある。これらの梱包材料は検疫上のリスクが高いからで、基本的に入国の際に持ち込めない物と同じだ。
検疫検査局の解説に、「お茶は可」の記述を見つけた。私のケースにあてはめると、「送っても良いのに、送る箱には使えない」ことになる??色んなサイトを調べたが、入れ物に関する詳述は見当たらなかった。「決めごと」ではなく、予見を加味した「決まりごと」で運用されたのでは、不信が募るばかりだ。