「地震かみなり火事おやじ」が、こわいものの象徴だった時代は、おやじの権威失墜でついえ去った。が、地震・雷・火事はまだまだ健在だ。大雨に台風も加わって、自然災害に見舞われている日本列島だが、異常気象として片付けるには、余りにも痛ましい。
「備えあれば憂いなし」と思っていても、なかなか実行に移せない。耐震強度は、大工のお墨付きだし、台風や洪水も無縁だと信じ込んでいる。本当は、この「まさか」の思い込みが一番怖いのに、我が家の自衛策は感心できない。
さて、熱帯夜で睡眠不足のまま、今朝、スロージョグに出た。予報では、降水確率10%だったのに、走り始めて10分ほど経った頃、雨が降り出した。雨脚が強くなっても、雨女は、さすがに走り馴れていて、どんどん差が開きだした。雨宿りして帰宅したら、妻はすでに着替えを済ませて、朝食の準備をしていた。
「雨女」と口にする勇気はないが、ブログは一切覗かないので、安心して陰口を叩いてストレス解消を図っている。私の不在時に、パソコンの前に座っていることは無いと、これまた、危険な「まさか」にかけている。まさか「真坂」の平穏なお盆である。