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★「風と緑の楽都音楽祭2019」③:アンサンブル金沢

2019-05-03 08:30:10 | 日記・エッセイ・コラム
 「風と緑の楽都音楽祭」は、アンサンブル金沢(OEK)の存在なくして実現しなかった。

 アンサンブル金沢は、1988年、金沢に本拠を置くわが国初のプロの室内管弦楽団として誕生し、質の高い演奏が高い評価を受け、国内外で活躍している。

 設立にあたった音楽監督の故岩城宏之さんと宴席をともにした時、室内管弦楽団にした理由とソビエト連邦の崩壊で亡命した高名なロシア人奏者を高いギャラで集めた苦労話をお聞きした。

 OEKの演奏は、透き通るようなスラヴの響きがすると評されたわけと、レパートリーにスラヴの曲が多いのは、誕生秘話からも窺われる。

 その岩城さんの集大成として命を吹き込まれたOEKが、”楽都金沢”に新たな可能性を授けてくれたことを素直に喜んでいる。