人口に占める要介護認定率は、70~74歳で6.1%、75~79歳で12.9%、80~84歳で28.1%だが、平均寿命を超えるあたりから、急激に高くなり、85~89歳では50.4%、90歳以上で76.9%となっている。
不健康長寿ではなく、健康寿命を延ばすためには、要介護・要支援の原因を知る必要がある。
厚労省調査によると、介護が必要になる主な原因の第1位は認知症で18.0%を占め、2位の脳卒中16.6%を合わせると、約35%が脳機能に起因している。
一方、高齢による衰弱は13.3%、骨折・転倒12.1%、関節疾患10.2%、心疾患4.6%となっている。
注目すべきは、2001年では6位だった認知症が、2004年に4位、2007年に2位となり、2016年にトップになった点で、今後さらに深刻度を増すことだ。
不健康長寿ではなく、健康寿命を延ばすためには、要介護・要支援の原因を知る必要がある。
厚労省調査によると、介護が必要になる主な原因の第1位は認知症で18.0%を占め、2位の脳卒中16.6%を合わせると、約35%が脳機能に起因している。
一方、高齢による衰弱は13.3%、骨折・転倒12.1%、関節疾患10.2%、心疾患4.6%となっている。
注目すべきは、2001年では6位だった認知症が、2004年に4位、2007年に2位となり、2016年にトップになった点で、今後さらに深刻度を増すことだ。