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★「風と緑の楽都音楽祭2019」④(完):令和のレガシー

2019-05-04 16:46:01 | スポーツ
 オープニング・セレモニーとして、音楽祭の実行委員長の引き継ぎ式が行われた。新任の池辺晋一郎さんの前任者前田利祐さんは、加賀百万石の前田家18代目の当主にあたる。

 前田さんは、今後、名誉会長として参画されるそうで、音楽祭は、加賀百万石の遺産を継承・発展する手立てとなる。

 武家文化が花開いた金沢の進むべき道は、京都の煌びやかな公家文化の追従ではない。

 前田家が殖産した九谷焼・加賀友禅・金箔等の伝統工芸に加え、加賀宝生・邦楽・舞踊等の伝統芸能を支える和菓子、茶道等が盛んな土地に洋楽が加わり、金沢の文化がさらに華麗さと輝きをを増すに違いない。

 地元市民が迷惑を蒙る観光都市ではなく、緑豊かな杜の都の昼下がりに、観光客が市民とともに緑陰コンサートを楽しむことが出来る町として、令和時代のレガシーとなって欲しい。