プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★2回目の緊急事態宣言(後編)

2021-01-07 08:42:00 | 日記・エッセイ・コラム
 緊急事態特措法の見直しでは、飲食店の営業時間短縮について、「補償と罰則をセット」とする内容をメインとするとの報道に失望した。

 私は、諸外国のように、ロックダウンや政府の指示事項に違反したならば罰金を科す、俗にいう「私権の制限」に踏み込むものと期待していた。

 さて、今までの日本社会は、「多様性と統制」のバランス調整で、居心地の良い生活を送ってきた。ともすると、個人の権利主張が強すぎる傾向だったが、それでも良識ある国民が多く、秩序を保持できた。

 しかし、コロナのような非常事態では、多様性を制御しない限り、公の秩序が乱れるのは明白だ。この議論を避けている限り、「差別や偏見」の病巣を除去できないと確信している。