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時悠人chosan流処世術

★間隙を突く(後編):国是

2022-03-01 08:20:53 | 日記・エッセイ・コラム
 日本は、世界で唯一の被爆国であり、不戦を国是として、「非核三原則」と「核拡散禁止条約」を堅持して来た。

 安倍発言を引用すると、「ソ連崩壊後、ウクライナ・カザフスタン・ベラルーシが核兵器の保有を放棄する代わりに、米国・ロシア・英国が主権と安全保障を約束した」(1994年のブダペスト覚書)。

 「あの時、戦術核を一部残していたらどうなっていただろうかという論議もある」とし、選択肢の一つとして、「核共有」を取り上げた。

 その「核共有」とは、アメリカの核兵器を日本国内に配備して、共同運用することを意味し、平和憲法維持の議論経緯を逸脱している。

 世界のいたるところで紛争が絶えないが、軍備によるパワーバランスで、平和を維持しようとするなら、行き着く先は、地球の滅亡になる。"(-""-)"