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時悠人chosan流処世術

★間隙を突く(番外編):マスメディアの役割

2022-03-02 08:16:23 | 日記・エッセイ・コラム
 ウクライナ情勢について、日本のテレビ局の報道パターンは、専門家を招いて、情勢分析や今後の見通しばかりで、ドラマ仕立てのようだ。

 今、マスメディアに求められるのは、広範囲の情報収集・伝達と、和平への道筋構築に寄与することだ。

 例えば、現地の状況は、NHKに任せ、民放は役割分担を決めて、難民を受け入れている周辺国の状況を報じ、日本国民の支援方法を提起すべきだ。

 ウクライナを直接支援出来なくても、ポーランドやハンガリー、モルドバ等々に対し、必要品や不足物資を届ける協力なら可能だ。

 私が、心強く感じるのは、外国に住むウクライナ人が、母国の危機を放置できないとして、危険を顧みずに帰国する行動だ。ロシア国内ですら、停戦デモに参加する人が、日を追うごとに増えて来た。

 制裁は、報復合戦になり、世界中が傷つき、疲弊する。社会を揺り動かすのは、政治家ではなく、一般大衆が団結するパワーであることを確信している。