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時悠人chosan流処世術

★「3.11」に思う

2022-03-11 09:25:44 | 日記・エッセイ・コラム
 福島原発事故から11回目の「3.11」が巡ってきた。チェルノブイリの原発事故は、26年前の1986年。

 当時のウクライナは、ソビエト連邦の一部だったが、1991年、ソビエト連邦の崩壊に伴い、独立した。そして、今、かつての同じ国同士で戦っている。

 ウクライナは、ヨーロッパでも非常に貧しい国で、貧困率が高く、ロシアの技術を利用した原発に依存する複雑な事情も無視できない。

 さて、原発は、「安全で安い」と言われるが、ドイツのように原発ゼロに政策転換した国もあれば、世界有数のウラン産出国のオーストラリアに原発はない。隣国のニュージーランドも同じだ。

 娘は、ニュージーランドからオーストラリアに移住した時、「電気代と水道料金がNZLよりも高い」とぼやいたが、安全が一番と、節約に努めている。

 福島原発の後始末の展望さえ不明な日本が、原発をどうとらえるかを再考すべき日にしたい。