プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★落語との出会い

2019-04-20 08:24:24 | 日記・エッセイ・コラム
 私と落語との付き合いは、かなり古く、独身時代、休みの日に新宿末広亭や上野鈴本、浅草演芸場等に通い、大都会での孤独とストレスを癒していた。

 昭和46年に結婚し、新橋の居酒屋で駆け出しの落語家の一席を聴いて以来、妻も落語ファンになった。

 最も印象深いのは、大阪勤務時代の2000年、桂三枝(現文枝)が実行委員長を務めた「第10回彦八まつり」で、TVでお馴染みの顔触れが勢ぞろいし、三枝の人気の高さを見せつけられた。

 金沢へ戻ってからは、年に1~2回、好きな落語家の公演だけを選んで聴きに出かけ、若い頃の憂さ晴らしから健康長寿のエネルギーにしてきた。

 しかし、長時間、同じ姿勢で座っているのを苦痛に感じるようになり、幕引きの時刻が迫った気がする。

★米團治独演会

2019-04-19 08:10:58 | 日記・エッセイ・コラム
 4月17日夜、石川県立音楽堂の邦楽ホールで 桂米團治の還暦・噺家生活40周年記念落語会が開催された。 

 ゲストに人気の柳家花緑を迎え、ほかに金沢大学卒業のまん我と桂米輝が会場を笑いの渦に巻き込んだ。

 米團治は、人間国宝桂米朝の長男で、花緑もまた、人間国宝柳家小さんの孫にあたる家柄。人間国宝まで上り詰めた落語家は、3人いるが、小さんと米朝は亡くなり、存命者は柳家小三治だけになった。

 私は、米團治が小米朝だった頃から、好きな落語家の一人で、今回の演目「たちぎれ線香」は、米朝が得意とした人情噺の一つだったので、感慨深かった。

 語るには力量を要する噺で、米朝の霊が乗り移ったかのような熱演に、沈んでいた気分が晴れた。

★「8020」陥落

2019-04-18 09:09:20 | 日記・エッセイ・コラム
 日本歯科医師会は、「8020」の次のステップとして、「8028健康長寿社会」を目指す啓発活動を展開しているが、16日に抜歯して、8020から陥落した。

 長年の不摂生のつけなので、自業自得だが、抜歯後、歯茎が盛り上がるまで、咀嚼運動が不自由になるので、食事が美味くなくなるのが一番辛い。

 主治医に「私の歯は何本になりましたか?」と頓馬な質問をしたが、3本のインプラントが自歯のカウント対象外と知らなかった。

 インプラントは、自歯と同じで、全く違和感がない優れモノだが、材質が強固なので、年月とともに噛み合わせ側の歯が摩耗し、ついに限界に達した次第だ。

 「8020」を達成できなかったが、残りの自歯を大切に死守していくしかない。
 

★嬉しくない表彰状?

2019-04-17 08:46:38 | スポーツ
 昨日、新潟陸上協会から妻に大型封筒が届き、中には「表彰状」が入っていた。

 妻は、70歳以上の部で8位だったが、表彰対象だと思わず、会場を後にしたので、協会が親切に送ってくれたのだった。「おめでとう」と言うと、「別に嬉しくない」と、そっけない返事が返ってきた。

 過去、渡嘉敷マラソンで優勝したほか、何度か入賞経験があるので、3位位内で無ければ有難みが湧かないらしい。とはいえ、募集要項やプログラムで、入賞規定を読んでいる筈なので、見落とした照れ隠しに思えるのだが、口には出さなかった。

 順位表彰に無縁な私には不遜に思えたが、参加賞のタオルを辞退しても、「70歳以上ランナー特別賞」(栃尾の油揚げ)を有り難く貰ったという。「やっぱり食べ物が一番か!」、、、。

★海外旅行の注意事項

2019-04-16 08:12:20 | 日記・エッセイ・コラム
 10連休を利用して、遠方へ出かける人が多いようだが、事件や事故などに巻き込まれないように細心の注意が必要だ。

 ヨーロッパは、難民問題が治安の悪化を招き、以前は、比較的安全とされてきた都市でも例外ではない。今朝、パリでノートルダム寺院が消失のニュースが流れたように、テロ以外でも何が起きるか分からない。

 添乗員付きの団体旅行は、安全に細心の注意を払ってコースを設定するが、盗難トラブルは、自分が油断しないことが鉄則だ。

 日本人がいちばん被害にあうのが「置き引き」で、ホテルのレストランやロビー。テーブルや椅子にバッグを置いて離席したり、トイレに行って、盗難にあった人を何人も見て来た。

 来年は、東京五輪を狙った窃盗団が押し寄せる。この機会に、日本国内にいる時から、盗難自衛策を習慣づけておくことが大切だ。
★郷愁
 30年以上遡るが、夫婦で、初めての海外旅行に出かける時、体力に自信がある間に遠くに行き、アジアなどの近隣を後回しにする計画を立てた。 その後、計画通りに回数を重ねていたが、治......