★選抜高校野球を止めたコロナ

　WHOの事務局長が、新型コロナウイルスがパンデミックに該当しうると発表した。

　これで、世界的な規模で影響が拡大する様相を呈してきた。専門的なことが分からなくても、日常の社会生活に支障をきたすことは容易に想像できる。

　さて、朝霞市でパン屋を営む義理の息子（長女の夫）は、学校の一斉休校で大量の納品がストップし、資金繰りに苦しんでいる。

　彼は、埼玉県内の野球の名門校でキャプテンを務め甲子園出場経験を持つので、春の選抜高校野球大会が中止で、複雑な思いが重なった。

　人それぞれに、身近な問題でもがき苦しんでいる最中に、オリンピック大会組織委員会の理事ともあろう人の発言が与える影響度も分からないとは、、、？

★自棄うた（後編）

　「およげたいやきくん」は、置かれた境遇から逃れられない宿命を歌ったものだが、誰でもが口ずさめるリズミカルでアップテンポなので、暗さが無い。

　しかし、出口が見つからない新型コロナウイルスの場合、「松ノ木小唄」のほうが、私のような老人向けヤケ歌に相応しい。

　てなわけで、「松の木ばかりが　まつじゃない　日めくり見ながら　ただ独り　今かまだかと　気をもんで　お呼び　待つのも　まつのうち」"(^_-)-☆

　政府が、こまめに情報を発表するのは良いが、そのたびに事態が深刻になっているので気が滅入る。

　「あーあぁ　ああああー　やんなっちゃった　あーあぁ　ああああ　おどろいた」がぴったりだが、彼の最後とダブり、やんなっちゃう。おそまつ。"(-""-)"
　

★自棄うた（前編）

　「コロナ・コロナとうるさいな、オートショーでもあるまいし」と愚痴ったら、「およげ！たいやきくん」の歌詞が思い浮かんだ。

　一斉休校で行き場のない子供たちや自分の思いを乗せて、やけ歌が出来上がった。

　「まいにち　まいにち　ぼくらは家の中　テレビばかりじゃ　いやになっちゃうよ　ある朝　ぼくは　家を抜け出して　マスクして　ネットカフェに逃げ込んだのさ」(^_-)-☆

　「はじめて入った　店のなか　とっても　気持ちがいいもんだ　にんきのゲームがし放題　ここは天国　心がはずむ」(^^♪

　（ウッ！）「カラオケ　ドリンク　楽しいことばかり　トイレのとなりが　僕のすみかさ　ときどき　おとなが　にらみつけるけど　そんなときゃ　そうさ　シャワー室」"(-""-)"

　キリが無いのでやめるが、「おなじクラスの女の子　ぼくにウインク　だまっていてね！」でおしまい。お互いに忍・忍！(*^▽^*)
　

★足羽川マラソンも中止！

　3月22日に予定されていた「第8回足羽川ふれあいマラソン」大会が中止になり、これでエントリーしていた2レースが幻になった。

　予想していたことなので驚かないが、感染者が出ていない福井県や富山県でのマラソン大会までも開催されないと思うと残念でならない。"(-""-)"

　他愛のない趣味の世界であっても、目標を失うと心の張りも切れてしまう。とはいえ、重症化の該当要件を満たす「高齢かつ持病あり」の身なので、やけになって肺炎に罹らぬように気をつけたい。

　「病は気から」と言うが、出口が見えないまま、如何にしてモチベーションを維持するか悩ましい。

★自ら風評被害の種を蒔く愚

　パースに住む娘が、日本の新型コロナウイルスの報道番組を見て、「9月に帰郷する予定を中止しようかと悩んでいる」旨のメールを送って来た。

　日本の友人からも大袈裟な情報が届くうえ、働いているマーケットの棚から、トイレット・ペーパーやマスクが消えたそうだ。買いあさっているのは、圧倒的に中国人と日本人らしいが、、、"(-""-)"。

　また、オーストラリア政府が、休校措置を検討し始めたことで、なおさら悲観的になっている様子だが、夫君は、日本の狼狽ぶりを笑っているそうだ。

　そんな折りに「オリンピックの開催延期」の発言が飛び出した。「オリンピックを開催できなければ、世界中の笑いものになる。国の威信にかけても開催される」と、返信を送ったが、内心、穏やかではない。

　日本人は、すぐに風評被害と嘆くが、受け手側は、現実を見て判断する。必要以上に大騒ぎすると、ブーメラン現象を呼び起こす事を忘れないで欲しい。