プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★行間と伏線(2/3):五輪開催決定

2021-06-25 07:29:29 | 日記・エッセイ・コラム
 6月13日に閉幕したG7で、東京オリ・パラ大会開催支持が首脳宣言に盛り込まれて以降、政府関係者の高圧的な姿勢が目立ってきた。

 6月18日、尾身会長は、「無観客開催が望ましい」とする提言を、政府と大会組織委に提出したが、当初案には、「開催の有無を含めて、検討して下さい」との文言を盛り込んでいたことを明かした。

 しかし、菅首相が、国際的な場で、五輪開催を表明したことで、「意味がなくなった」として、表現を変更したと説明したが、あだ花に終わった。

 トップが、外堀を埋めてしまったので、実務レベルは、提言書を逆利用し、既定路線を走りだした。

 大会組織委員会の橋本会長は、「大会中止の提言が無かった」として、5者会談で「開催容認⇒有観客⇒上限1万人⇒別枠確保」へと、一気に突き進んだ。

★行間と伏線(1/3):赤木ファイル

2021-06-24 08:02:50 | 日記・エッセイ・コラム
「行間を読む」とは、文章に書かれていない筆者の意図を読み取ることを指すが、政治家の発言には、意図的な伏線が潜んでいるので、「裏を読む」べきだ。

 4年前、私学設置認可や国有地払い下げに、安倍首相は、「私や妻が関係していたということになれば、首相も国会議員も辞める」と、身の潔白を断言した。

 この強い語勢に押されたかのように、追及の手が弱まり、代わりに官僚の「忖度」が流行語となった。

 安倍元総理は、歴代在任期間の最長記録を樹立し、健康不安を理由に任期途中で退任したが、いつの間にか、党内で絶大な影響力を発揮している。

 6月22日、森友学園に関する決裁文書の改ざんに関与させられたあと、自殺した近畿財務局の職員が残した「赤木ファイル」が開示された。

 司法の場で、どこまで明らかにされるのか、今後の裁判を注目したい。

★閑古鳥VSカッコウ

2021-06-23 08:15:24 | 日記・エッセイ・コラム
 石川県独自の緊急事態宣言が、6月13日に解除され、兼六園が1か月ぶりに開園したほか、市内に観光客の姿が戻り始めた。

  店や街などで客足が遠のき、さびれた風情が漂い、「閑古鳥」が鳴いていたが、人出が増え始めたら、ふたたび、感染不安が頭をもたげる。

 さて、東京に住む友人が、八ケ岳に山荘を建ててやがて15年になるが、年間3か月くらいを山荘で過ごす優雅な生活を満喫している。

 八ケ岳の野山を散歩すれば、さわやかな風とともに、カッコウの鳴き声が心地よく聞こえ、異名の閑古鳥とまったくちがう趣を感じるだろう。

 山荘暮らしは、誰にでも叶うものではないし、住む環境により、心を悩ますことは数えきれないほどある。何をすれば、少しの間だけでも心安らかな時間を過ごせるかは、人それぞれの価値観と心構えによる。

★偽メール(後編):対策

2021-06-22 08:11:01 | 日記・エッセイ・コラム
 迷惑メールのブロックをかいくぐって、偽メールが送られてくる原因は、アドレスが知れ渡っていることなので、抜本的な予防法を講じた方が賢明だ。

 しかし、発信元が実在する企業で、自分が利用したことがある場合、どうしても読むことになる。しかも、その会社が、不祥事を起こしたタイミングで、謝罪で始まる場合、警戒が必要だ。

 特徴として、不安感をあおるために、難解な用語を並べる傾向がある。

 「ログイン画面のフッターに、、」、「デバイスへの完全なアクセスとコントロール、、」、或いは、「システムが自動的にサーバーにリクエスト、、」等々、すべて脅しのテクニックなので無視した方が無難だ。

 私は、「複数のアカウントを設定」し、観察していたら、偽メールが送られてくるのは、一番古いものに限られていることが判明した。

★偽メール(前編):実例

2021-06-21 08:20:59 | 日記・エッセイ・コラム
 SNS時代の宿命だが、偽メールの手段がどんどん巧妙になっていることに感心する。

 私が、今月、受け取ったメール中、発信元が実在する会社名になっている事例(抜粋)を紹介する。

 事例1:請求書を受け取りましたが、ご本人様のご利用かどうか確認させて頂きたいお取引がありましたので、カードを拒否して連絡を試みました。

 事例2:ご利用中の○○アカウントへのログインが確認されました(日時・IPアドレスを表記)。VpassIDおよびPWを他のサイトと併用している場合には、(中略)定期的にご変更いただきますようお願いいたします。VpassID・パスワードのご変更はこちらをご覧ください。

事例3:「○○では不正行為の発生を防止するため、セキュリティー機能を更新し、本人確認の強化を行なっております。「24時間以内」に下記リンクより認証を完了させてください。