玉椿(姫路市 伊勢屋本店)

2009-06-26 14:24:14 | グルメ





玉椿の断面
 
椿色をした求肥の中に黄身餡が入っています。
一口サイズですが、一口で食べるのは惜しい
そんなお菓子です。

玉椿は、姫路藩主酒井忠学と十一代将軍
徳川家斉の二十五女、喜代姫との婚礼の際
伊勢屋が考案し、献上したものと伝えられて
います。

しかし、玉椿に添付されている栞には、それに関する
記述はなく、ただ次のように記されているだけです。
「天保の頃、姫路藩家老河合寸翁の御推薦を賜り
江戸に行き、当時最盛の菓匠であった金沢丹後大掾の
門に学び数種の菓子を考案した。帰藩の後、寸翁公が
その一種を殊の外お気に召され、玉椿と命名され、
以後藩の御用菓子として用命せられた」

有名なエピソードをあえて書かないところが
老舗の余裕なのかも知れません。

名称 生菓子
品名 玉椿
原材料名 砂糖、大手亡、餅粉、白小豆、水飴、卵黄、
澱粉、着色料(赤106)、パプリカ色素
一個 30g
製造者 株式会社 伊勢屋本店 姫路市龍野町

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