先日届いた、東京・新宿にある「栄光堂」の「ハレルヤまんじゅう」。
それを考案された栄光堂の2代目ご主人の奥様から、先日お電話で、「今度、どうして栄光堂がハレルヤまんじゅうを作ることになったのか掲載されている『こころの友』を送りますね。」と言われました。
楽しみに待っていたら、おととい到着。
「こころの友」と救世軍の「ときのこえ」誌を送って下さり、また、中にはかわいい和菓子と、彼女が毎号書いている「おかしの箱新聞」も同封されていました。
ここから少し彼女がどうして栄光堂に入り、ハレルヤまんじゅうを生み出すことになったか書きますね。(要約)
「私は保育科の学生の時にクリスチャンになりました。卒業後、キリスト教付属の幼稚園で13年間働き、その間に夫と出会い、結婚しました。
出会った時、彼はサラリーマンで、その後店の職人が病気になり、義父も怪我をしたのを機に夫が店を継ぐ事になりました。
ところが、最初のうちは手伝う程度でしたが、注文が入ると前日の夜12時から作業を始めたり、体が悪くてもさんなことは言っていられないのでした。そんな時、妊娠がわかり、切迫早産で長い入院をしなくてはならなくなり、出産、育児と、数年は子育てに専念でき、お店の苦労からは離れられました。
しかし、子供が幼稚園に入園すると、またお店に出なくてはなりませんでした。
自分の仕事も増え、肉体的にも精神的にも参りました。夫も励ましてくれましたが、とうとう家出を決心し、荷物をまとめていました。
その時、聖書のことば「主において喜びなさい。あなたがたの広い心がすべての人に知られるようになさい。~ピリピ人への手紙4の4」が与えられました。これは救われた時のきっかけになったみことばでした。
「そうだ。みことばの入ったおまんじゅうを作ろう。そして、たくさんの人の手に渡したい。」そう思いました。それで家での話も吹っ飛びました。夫も協力してくれました。やがてキリスト教誌に載ったりして、全国から注文が来るようになりました。
今は時々、近所の子供達や興味を持った人達を集めて和菓子教室を開いたり、知的障がい、自閉症児、精神障がい、目が見えない人達とともに教室で和菓子を作っています。
最近、「和菓子でおやつの時間~やさしさ運んで~」(日本キリスト教団出版局)を出版しました。文字だけでなく、絵で作り方を表現しています。・・・」
以上です。
これは干菓子です。ほんのり甘い懐かしい味でした。
いろんなエピソードがあったのだと思いました。
こういう証しを伺うと、ハレルヤまんじゅうも格別においしくなりそうです。
連れも東京に行く事が多いので、新宿へ行ったらお店を覗こうかと言っています。
皆様も、栄光堂のハレルヤまんじゅうをよろしく。(そのほかにも各種和菓子があります。入学・卒業・結婚・葬式・敬老・献堂・受洗・クリスマスやイースター、いろんな時に配れます。)
ここあでした。