ここあコテージ

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ぞうきん(詩集)&昨日の空

2017-01-18 07:50:06 | 読書・本

昨日は、日中は晴れました。



朝の気温は-3℃程度で安心。
予報は-7℃でした。
(たまに予報との誤差がかなりあり、
驚くことがあります。良くも悪くも。)





ひさしぶりにスッキリの空。(午後)
外はポカポカ。でも気温2℃前後。
体が寒さに慣れてます。





さて、先日、娘が買った詩集を読みました。



「ぞうきん」というタイトルの詩集です。
河野進著。幻冬舎。


故・河野進さん、牧師であり、
岡山ハンセン病療養所伝道に携わり、
マザー・テレサの「おにぎり運動」にも尽力。
「玉島の良寛さま」とも呼ばれていたそうです。



渡辺和子さんが前書きで、
「日頃、忘れがちなちょっとした心掛けを
思い出させてくれるものでした。」と書いていますが、

渡辺和子さん自身の本の内容にも
通い合うと感じました。


少し詩を紹介しましょう。

「空気」

お母さんは きれいな空気のように
やさしい愛を一日じゅう注いでいる

こどもは あたたかい空気のように
うれしい愛を 一日じゅう吸っている

どちらも気がつかずに




「ぞうきん」

こまった時に思い出され

用がすめば すぐ忘れられる

ぞうきん


台所のすみに小さくなり
むくいを知らず

朝も夜もよろこんで仕える

ぞうきんになりたい





「使命」

まっ黒いぞうきんで 顔はふけない

まっ白いハンカチで 足はふけない

用途がちがうだけ

使命のとおとさに変わりがない

ハンカチよ たかぶるな

ぞうきんよ ひがむな



「昔と今」

むかし 母たちは台所の流しの米粒を
おひつの飯粒をもったいないと一つ一つ拾った

貧しさや けちだけではない
神の恵み 人の労苦への合掌 いたわりであった

いま 日本のさみしさ 空しさは
豊富という砂山に上りつめて

見えないもの 小さいものをそまつにあしらう

すさんだ心のたかぶりが恐ろしい


・・・・


いかがでしたか?

たまには詩を味わうのもいいですね。



***



昨日、ノブさんのA校での講義がありました。
3回中の1回目です。

毎年冬は、このA校ともう一つのB校で
聖書の講義をしています。


特にA校では、3回目の終わりに
感想文を書いて頂きますが、
毎年、考えさせられるような
良い感想を頂くようです。

今年はどうかな?

私は、準備を邪魔しないように
せいぜいおいしい昼食を用意して
送り出しました。





ここあでした。