自分以外の人間に
なりたかったんです
だっておれは馬鹿で
何しても失敗ばかりで
ろくなもんじゃねえから
あいつのほうがカッコよくって
一度でいいから
あいつになりてえって
ほんで
あいつから皮盗んで
あいつの皮被って
生きてたんだよ
なんにもないんだよ
おれ
なんにもない
馬鹿ばっかりで 他人の皮被って
他人の人生ばかり生きて来たもんだから
おれのもんは何もないの
そんなおれがいやで
おれはまた誰かの皮盗んで
そいつの皮でそいつの人生生きて
何やったって 何やったって
馬鹿ばかりで なにもないのに
おれはそればっかりで
ほんまの自分は生きたことないのよ
馬鹿になるばっかりだって
わかってるのに またそれやったら
とうとう神さまが ブザーを鳴らして
もう終わりだって言うんだよ
おれね
もう二度と 人生もらえないんだよ
馬鹿ばかりで生きて
人を苦しめたり殺したり
そんなことばかりしてきたら
とうとう
地球の人生二度と生きることができなくなったんだよ
あふれるほどいる馬鹿に
おれ 言ってやるよ
もう二度と おまえら
地球人に生まれることできねえから
ほんとなんだよ これ
嘘とずるで 人の皮と人生盗んで
悪いことばかりやってたら
とうとう神様が言ったんだよ
もうだめだって
自分が いやだったんです
もっとちがう いいやつになりたかったんです
でもそれやると
おれは馬鹿になって
馬鹿になった自分がまたいやになって
また馬鹿やって
永遠にそれ繰り返すのかって
だれかに言われたことあるけど
もうやろうにも
二度とできなくなるまでやりました
何にもありません
神さま ごめんなさい
今さらだけど
ごめんなさい
すてきな感性をお持ちですね。
ご挨拶が遅れました。
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