月の岩戸

世界はキラキラおもちゃ箱・別館
コメントはゲスト・ルームにのみお書きください。

アンドロメダ・53

2024-11-10 02:18:43 | 詩集・瑠璃の籠

いい加減にせよ
いつまでやっているのか

神が与えた
本当の自分を踏みつけ
汚い嘘をかぶって
自分をごまかそうとするその馬鹿を
いつになったら改めるのか

嘘はやめよと
何度諫めても
変わろうとしないものは
もう切るぞ
愛することを
すべてやめるぞ
もう
神の愛の空の下を
歩くことは許さぬ

神に捨てられたくなくば
今すぐに
その馬鹿をやめよ
汚い嘘を洗い流し
神が創ったそのままの
本当の自分に戻り
すべてをやり直せ

何千何万何億度と
嫌になるほど
教えてきたが
一向に改める気配のない
馬鹿者は
もう捨てる

神が与えた
愛の衣を引きはぎ
裸のまま
愛のない砂の荒野へと
追い出す



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アンタレス・65

2024-11-09 02:39:42 | 詩集・瑠璃の籠

銅線を編んで作った
機械の翼をつけて
黒い悪魔が吠えている

天使になりたい
心の底の底まで白い
天使になりたい

億人の子供の魂から
白い産着を盗み
自分に貼り付ける

億人の女の魂から
金色の髪を盗み
自分に縫い付ける

億人の男の魂から
赤い筋肉を盗み
自分にとじ付ける

あほうをやりつくして
巨大な天使に化け
全世界をだまそうとする

黒い罪の水に
のどまで浸かりながら
陰に押し込めた
いじけた自分が
苦しんでいる

嘘で作り上げた
巨大な天使の偶像に
押しつぶされて
息もできない

愛が欲しい
愛が欲しい
愛が欲しい

黄金の美食に
溺れながら
魂の飢えに苦しむ
馬鹿者よ

愛を裏切り切った
その結末を
十分に味わうがよい



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サビク・99

2024-11-08 02:46:01 | 詩集・瑠璃の籠

自分を
美しいと思い込んで
盗んだ美貌を
世間に見せびらかしている
愚か者よ

水晶のように
磨いた目の奥から
おまえの醜い心が
見えるぞ

傲慢に濡れた
未熟なプライドが
言葉の端から
突き出ているぞ

つらいことはいやだからと
何も勉強してこなかった
お粗末な自分が
全身から噴き出しているぞ

もうやめなさい
愚かな見栄に
凝り固まって
馬鹿なことをするのは

暗がりに封じ込めた
本当の自分を振り返りなさい
夢のように甘い
人生が送れると
馬鹿なことばかりしてきた
自分を改めなさい

もう神は
愚か者の嘘を
許してはくださらない

神の拒絶の風に
さらわれてしまう前に
すべての嘘を捨て
本当の自分に戻りなさい



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヴィンデミアトリックス・96

2024-11-07 02:38:18 | 詩集・瑠璃の籠

あほうよ
まだ嘘に迷うているのか

馬鹿なことをした
自分を嫌って
嘘とごまかしで作った自分を
まだ生きようとするか

神の示す
正しい道を
振り返りもせず
矛盾の霧の中を
どこまでもさまようのか

人間を落としてでも
清らかな天使になりたいと
恐ろしく馬鹿なことをして
神が与えて下さった自分を
とうとうだめにするか

神が
冷たい目で
おまえを見ていることに
気づかないのか
もうこんなものを愛するのは
嫌だと
神がおまえから
きずなの糸を話していくのに
気づかないのか

かわいそうな馬鹿者よ
もうおまえは落ちてゆく
最後まで嘘を改めなかった
あほうと言われて
神に見捨てられる

逃げることはできない
裸の自分だけをつれて
もう出ていくがよい
この神の愛の世界から



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スピカ・86

2024-11-06 02:35:07 | 詩集・瑠璃の籠

もうやめなさい
嘘をつくのは

どんなに上手に
愛の真似をしても
あなた自身が嘘なら
それは愛ではない

逃げることはできない自分を
背骨の隅に押し隠し
盗んできた愛の仮面をかぶり
人をだまして人を食おうとする
それは醜いエゴなのだ

チョウチンアンコウの光のように
あなたは
愛の真似をした嘘をぶら下げて
寄ってくる人間を
自分のために利用しようとするのだ

愚か者よ
愛ではないものが
愛のふりをして
すべてをだまそうとすることを
神は最も嫌う

そのままではあなたは
神に疎まれ
この素晴らしい愛の世界から
追い出される

ゆえにもうやめなさい
嘘をつくのは

神はもう
人間の嘘を許してはくださらない
愛のまねをした
嘘の仮面を外し
盗んできたものは
すべて返し
本当の自分にもどって
本当の愛に帰るのだ



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トゥレイス・10

2024-11-05 02:38:35 | 詩集・瑠璃の籠

選民思想というは
獣のエゴに根差した
最も愚かな
勘違いである

それはこの世に
醜い争いを呼び
凄惨な血の地獄を描く

自分たちは
神に選ばれたよきもので
他のものたちは
禽獣に等しい馬鹿だから
何をしてもよいのだと
単純に思い込み
あまりにも愚かな
争いを起こす

それは愛ではない

神は
この世のすべての人間を
平等に愛してくださる
特別にひいきするものなど
いない

自分たちを
神に選ばれたものだと
うぬぼれ
他のものたちを
馬鹿にするものたちに
神は今
強く怒っていらっしゃる

ゆえにそのものたちは
神に見捨てられる
いやらしいうぬぼれの心を捨て
真実の愛に目覚めるまで
神はそのものたちを
愛さない




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミザール・28

2024-11-04 02:26:42 | 詩集・瑠璃の籠

もう馬鹿なことはやめろ

本当の自分から逃げて
矛盾の闇をさまようような
苦しいまねはやめろ

おまえは
過去の自分から逃げたいのだ
馬鹿なことをしてしまった
馬鹿な自分から逃げて
他のもっときれいな人間に
なりたいのだ
そのために馬鹿なことをする

その馬鹿がまた嫌になり
また逃げて馬鹿なことをする
永遠の繰り返しだ
本当の自分から
逃げている限り
その苦しみは続くのだ

どんなにもがいても
本当の自分から
逃げられはしない
もうやめろ
やめてすべてを認め
本当の自分に帰るのだ
それだけでおまえは楽になる

罪も影も
一切を飲み込み
すべてをやり直していくのだ
おまえにはそれができる
自分とは
すばらしいものだからだ

その自分の真実を信じ
すべての嘘を捨て
もう帰って来い
苦しい矛盾の地獄から
帰って来い




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アルドラ・18

2024-11-03 02:40:19 | 詩集・瑠璃の籠

神に愛される
いい子になりたかった

遠い記憶の中の
罪など全部忘れて
全身清いものになりたかった
そのために
人の自分を盗み
汚い罪を重ねすぎてきた

こんな自分など嫌だと
暗闇に自分を閉じ込めて
天使と
自分をすり替えようとした
きれいになりたかった
きれいになりたかった
馬鹿でもみんなに許される
美しい子供になりたかった

あほうよ
馬鹿者よ
逃げることはできない自分から
逃げようとすればするほど
おまえは汚れてくる
それをごまかすために
一層嘘を重ねる

人の花を盗み
人の福を盗み
自分ではない
何者かになろうとして
おまえは矛盾の地獄を
さまよい続ける

夢を見ていたい
永遠に夢を見ていたい
本当の自分など忘れて
天使になるのだと

あきれてものも言えぬ
馬鹿をやりながら
美しい天使に
なれると思うのか
馬鹿者よ



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アルギエバ・79

2024-11-02 02:24:16 | 詩集・瑠璃の籠

あらためよ
あらためよ
もう二度と馬鹿を
やってはならない

人を盗み
嘘をかぶり
自分だけの幸福のために
人を踏みつけてきた
その汚い裏切り行為を
すべてやめよ

神が創って下さった
本当の自分を嫌がり
嘘で作った
ごまかしの自分を生きてきた
その愚かさを認め
本当の自分に戻れ

幻の栄光も
幻の幸福も
すべてを捨て
本当の自分の人生に帰り
そこで修業をやり直せ

愛がすべてなのだ
その愛を
醜いエゴで
裏切っている限り
おまえは汚い馬鹿であり続ける

あらためよ
あらためよ
もう二度と馬鹿を
やってはならない

逃げることはできない自分を
正しく受け止め
全霊でそれを生きるのだ
そうすればおまえにも
本当の幸福がわかる




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラーン・51

2024-11-01 02:17:07 | 詩集・瑠璃の籠

馬鹿はやめよ
あほうはやめよ

自分のことだけを考えて
人の美を盗み
人の位を盗み
幻の幸福に埋もれて生きる
その馬鹿をやめよ

逃げることはできない自分を
正しく受け止め
闇に迷うてきた自分の罪を
すべて認め
人間の正しい道に
戻りなさい

夢にまで見た
美しい他人になるために
やってきたことの愚かさを知り
本当の自分に戻りなさい

神は人間を
すばらしいものに創って下さった
どんな試練も乗り越えていける
すばらしい力を与えて下さった
そのまことを信じ
本当の自分を
まっとうに生きていくのだ

馬鹿はやめよ
あほうはやめよ

恥ずかしいものと決め込んで
背骨の影に埋めて隠した
本当の自分を掘り起こし
その美しい光を見出し
自分を愛していきなさい



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする