4CATS

この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

明治神宮、三度

2024-07-21 13:31:30 | 母70代娘40代のリアル
猛暑の合間を縫ってちょっと涼しくなって一息つけた先週、今年3度目の明治神宮へ。
今度は、後期高齢者の母を連れて。最近ハマってる森林浴も出来るしね。

母も○10年ぶりに訪れたと、感慨深け。母も原宿は大好きで割とよく来ていたのに。行かないとこには行かないものですね。

またしてもレストランよよぎでお茶。
涼しかったからテラスが良かったのに、冷房好きな母は冗談じゃないと。

今回は母とだったので、もっとゆっくり神宮内を見渡すことができ、今回改めて夫婦楠の凄さに圧倒され。

ベンチに座ってゆっくり眺める。
見事にカットされていて、どうやってカットしてるんだろう・・本当に見応えがあります。

暫く、猛暑が続きます。
ある調査によると、今年の夏休み、海外旅行に行く人は3%で、国内旅行でさえ、15%。自宅周辺で過ごすが48%にも昇ったとか。
暑過ぎてどこにも行けないよね、、もはや避暑地なんてない。
でも、その根底には不景気の三文字がどっしり存在しているように思えてならない。
今年はお米も不足していて、スーパーの棚が空っぽだし、オリーブオイルだって、買えなくなった。今までは当たり前に買っていたエキストラバージンオリーブオイルなんて、日本には滅多に入ってこなくなって、ひまわりとのブレンドオイルとかしか買えない日が来るかも・・改めて、メイド イン ジャパン、地消地産の大切さが身に沁みる夏です。



目黒通りの街路樹に猛烈に腹立ってしまった件

2024-07-20 11:58:16 | 母70代娘40代のリアル
7月7日、都知事選のあったあの日は、今日以上の猛烈な暑さ。

選挙後、私は自転車に乗って、命からがら実家を目指す。
かなり危ない暑さの日だから、私だったら、用もない限り、決して家を出ないけど、みんな結構余裕そうに子連れでも老人でも歩いていて、私がやっぱり心配性な弱腰女なのかなあと、年齢を重ね、コロナも経て、異常に心配性な母の性質を否が応にも感じないでいられない45歳です。

それで、そんな心配性の母がよく言っていたこと。それは目黒通りの街路樹の話。
あんな葉っぱの少ない街路樹じゃ日陰ができやしない、と口癖のようによく文句を言っていたのを、あの日自転車に乗っていて痛感したのです。

お気づきですか??
目黒通りが何だかパッとしないのは、全部あの街路樹のせいなんです。

例えば、仙川のキューピー工場の辺りの甲州街道、素敵じゃないですか?
立派な街路樹が両端にあるおかげで、車で通るたびに素敵とうっとりしてしまいます。

ところが、目黒通りの街路樹、お前は何でこんな貧相な葉っぱしかつけられないんだよ、お陰様で道が日差しでカンカンじゃないか😡 😡 

母の言っていた言葉がやっとよく理解できたわけです。

私が子供の頃からそんなんだから、植え替えも視野に入れて、目黒通りも、もっとドラマチックな道にしてほしいものです。

膝から老けるんです😢

2024-07-20 11:44:23 | とりとめもない話
以前ここにも書いたことあるかもしれないけど、水着を着ていて、愕然としたのが、膝でした。

こんなはずはない・・・・・・・・・・・・。

暫くじーーーーっと自分の膝を眺めること数分。

果たしてこんなことってあるんだろうか??

そう、40過ぎた辺り、膝頭?というのかしら、若い頃には決してなかった皺が、寄るんです。。

顔はメイクで隠せても、膝頭の皺は、如実に年齢を表す。

それから私はもう膝が出るスカートを選ばなくなってしまった。
乙女の命は短くて、足を躊躇なく出せる期間も意外と短し、遺憾なく出せる日々を堪能せよ、と私はうら若き乙女たちに言いたい。



追伸:外国人マダムの日に焼けたシミだらけの皺皺の膝見せ堂々スタイルも堂に入っていればとても素敵な光景なんですけどね、いつか、そんな風になりたいものです、
隠してるとダメだよね、、運動しよ!!

電子レンジを拭いていて気付かされたちょこっと恋愛論

2024-07-20 11:28:46 | とりとめもない話
一昨年あたり、楽天ポイントを貯めて満を持して買ったバルミューダの電子レンジを熱心に水拭きしていてふと思った。
前の子(一代前の電子レンジ)はあんまり拭いてあげなかったなあ・・

そもそも、壊れたわけではないのに、買い替えられてしまった可哀想な子ではあった。
でも、結婚当初、何はなくとも電子レンジは必要!!と、ビックカメラで売上No.1(本当に!?)みたいに書かれていたものをこだわりなく買ってしまって、スチーム付だけど、一回も使わず、その分場所だけ取って大きくて嫌だなあとシンプルなバルミューダに乗り換えたんだけど、性能は、ちゃんとしてた。ただ見た目がね、、

それで思った。
本当に気に入って付き合った子には、付き合ったその後もずっとずっと大事にするもんだなって。とりあえずで付き合った子は、多分その後あまり大事にされない、のではないか?

なので、最近彼氏に蔑ろにされてるーーと不満タラタラの子、多分、それはあなたのことをそもそもそんなに大事じゃないからです。挽回できなくもないかもしれないけど、多くの場合それは結構難しいです。大抵はそうなった時、何とか気持ちを引き戻そうとジタバタして、たいてい良くない方向に行きます。なので、苦しいなあ、と感じたら、さっさとさよならしましょう、なんて、そう出来るくらいなら、最初から苦しいなんて思わないよね、、でも自分の大事なものはいつまで経っても大事にするもんだと思うんだよね。逆に、大事にするものなんて自分は本当に何もない、と断言している人とは、付き合うのをやめましょう。もちろん思いっきり割り切った関係を逆に望むという人は、そういう人と付き合うとライトでいいかもしれませんね。



ロメール映画好きなら絶対好き『ラヴ・アフェアズ』

2024-07-15 14:31:15 | 映画あれこれ
今年が半分過ぎてみて、今年はろくな映画を見ていないことに驚愕。
アマゾンプライムでしか見てないから、ろくな映画を配信してくれてないんだ、(でも安いから仕方なし)と思っていた矢先、特に期待することもなく、この映画と出会った。それは、とんでもなく愛について教えてくれる映画だった(私にとって)

物語は、バカンス先の従兄弟夫婦を訪ねてやって来た30代前後の男と、その男を出迎えた妊娠3ヶ月の妻が、最近失恋したばかりという男の話を聞くところから始まる。(男の従兄弟は急遽仕事が入り、何日か職場に戻らなくてはならなくなって不在)そこで語られる恋模様と、妊娠中の妻が語り始める自身の出会いについて、過去を振り返るところから段々それが現在と絡んでいく。

映画の作り自体もとてもうまい。
あくまで軽いラブコメディのつもりで見ていたのに、いつの間にかその枠をスイっと粋に超えてきて、気づけば極上のラブストーリーに仕上がっている。最後まで結末がどうなるんだかわからない。シンプルなのに、とんでもなく絶妙なこんな大人の恋愛映画作れる監督って一体どんな人??調べたけど、あまり情報がなかった。エリック ムレ監督というらしい。他の作品もぜひ見てみたい。


純潔な若い人が見れば、なんでこんなに相手がいるのに、平気で恋したり、愛したりしてるんだよ、と不快に思う人もいるかもしれない。

私はというと、長い間、一生のうち真実の愛、運命の人は絶対に一つで一人なんだと思い込んでいた。だからこそ、作家檀一雄についてもあーだこーだと書いたのだが、
でもこの映画を見て気づいた。運命の人は、必ずしも一人とは限らないのだ。

いろんな愛があって、それはそれでいいのだと、こんな崇高な奥さんでいたいと思った。人生はやっぱり面白いものである。



『ラヴ・アフェアズ』予告|Love Affair(s) - Trailer|第33回東京国際映画祭 33rd Tokyo International Film Festival

ところで、途中映画の台詞でこんな言葉が出てくる。

『模倣理論的に、人は相手が望むものを望む、人が何かを望むのは本人の望みじゃなく、他人が望んでいるからなの』

思わずハッとして、ノートに書き留めた。

アマゾンプライムでの無料配信はあと5日で終了です。

冷房、壊しましたが、治しました。

2024-07-11 15:41:49 | 日々是好日
冷房の効きが悪くて、夫は20℃になんてしてたけど、いやいや、そんなの明らかにおかしいでしょ、とネットで原因を探ったら、中のモーターに埃が溜まっている場合が多いと書いてあった。一番いいのは、分解して掃除してくれる業者に頼むこと、なんだけど、お金もかかるよね。ということで、どうしても我慢できなかった私は、楽しい楽しい金曜日の夜に掃除機を引っ張り出してきて、先端にノズルをつけて冷房の奥のモーターに近づけたら、煤みたいな黒いのがたっぷり私の顔面にぶちまけられた。
と、ここで稼働真っ最中のモーターなのだから、掃除機でギュンギュンやったら、NGなのは普通に賢い人ならわかることなんだけど、なんせ、理科とか苦手だった非常識人間なもので、埃が取れてきたのに味を占めてノズルを近づけすぎたら、何かが砕けて飛んできた。薄めのプラスチックのカケラ・・・

やばいと思った。

で、普通の人ならそこで止めるはずよね、

でも私はそこでやめられず、もっともっといった。

そしたら、たちまちそのカケラが5つくらいになったところで、やっぱりやばいよ、と認識した。

完全傍観者な夫は、焦りまくる私に、そら見たことか・・

で、そんなにピンチなのに、今度はクイックルワイパーの布をモーターに近づけて埃を排除しようと、、、、

そしたら、クイックルワイパーがたちまち引き込まれて・・・・・

がったんがたんと大声上げて止まった・・・・・・・・


お、終わった・・・・・・・・・・・・・・・・

家族の冷ややかな目・・・

迫り来る暑さ。40℃近かったあの週末あたりの話です・・

馬鹿だ、馬鹿だ、と自分で自分を大声で罵りまくり、
その合間に、神様、助けて、、冷房ごめんね、を繰り返し、菜箸を持ってきて、なんとかモーターに巻き取られたクイックルワイバーの布を取り除くことに成功。(かなり追い詰められていたが)

電源を抜き、しばし待ち、リセットボタンなど押し、もう一回スイッチを入れると、




神様、冷房の神様、うちの可愛い冷房ちゃん。

う、動いた。。

しかも、涼しい。

だけど、うるさい。
ガタガタ言ってる・・

だけど涼しい。劇的に涼しい。28℃設定でも十分涼しい。

ガタガタうるさいけど、ちゃんと涼しい!!!!

わーーい。冷房ちゃん、ありがとう、ありがとうね、ごめんね、を繰り返す。
(機械って、結構気持ち伝わってます)

1週間経つけど、快適なまま。ちょっとうるさい時もあるけど、やっぱりありがとう。
でも、これからはもっともっと気をつけます。

本当に、日々、いろいろなことが起こるもんです。
1日とて、同じ日がない。

やる気の出るエプロン、出ないエプロン

2024-07-11 15:16:03 | 私のお気に入り
主婦になって以来、台所に立つ時は必ずエプロンをつけてきた。

第一に、水でお腹の周りが濡れるのがとても嫌なのだ。
料理の油が服に飛ぶのも絶対に避けたいし、、となると本当は割烹着的なのが一番いいのだけど、夏は暑いしね。

で、エプロン。長持ちするから、まだこれで4代目なんだけど。
一代目はIKEAで買ったエプロン、実はこれが一番よかったかもしれない代物なのだけど、鍋つかみ、鍋敷きとお揃いになっていて、それもポイント高い。なかなかないよね。そして、生地が厚地で、水が絶対沁みてこない。なのに、驚くほど安価。
柄もよかった。鍋つかみ、鍋敷きは現役使用中。ずいぶん汚れてはいるけどね。


で、そのまだ使えたIKEAエプロンを袖にして、マリメッコエプロンに走った私が馬鹿だった。マリメッコエプロン、代表作ウニッコ柄でピンク×オレンジ。かわいいの。掛けやすいし。でも、生地がちと薄い。でもお腹周りにポケットがあったからなんとか防げてたかな。でも前述のIKEAほどの安心感はなく・・
でも、これはもうクタクタになるまで使いました。

続いて三代目、これがね、もうダメダメ。
でも、元は、元VERYモデルのたきまきがインスタとかでもつけてて可愛い♡とホットピンクがテンション↑↑にしてくれそう、と思って、飛びついたんだけど、麻100%なのはいいんだけど、薄いの、これがまた、すっごくぺっらペラ・・
生地の厚さの大事さを身を持って知っていたはずの自分がどうしてこんな簡単に間違いを犯してしまったんだか、そこんとこは神のみぞ知る、なのかもしれないけどね、
これまでで一番高いお金出して買ったのに、一番役に立たなかった、
どころか、これ、ペラペラなだけじゃなく、首にサラッと掛けにくいし、腰で縛りにくいし、薄いから常にヨレヨレしていて、これだったらつけないでいいやって結局なってた・・

ここでまた、なんでIKEAのこと簡単にポイしちゃったんだろうって自分を呪いたくなるわけだけど、それ以降、IKEAを覗くも、お気に入りの柄には出会えなくて。。


それで、今回、もうあの三代目に愛想が尽きて、私の料理の最近のやる気のなさまでもついでにアイツのせいにして、雑貨屋さんで一目見て気に入ったフィンランドのカウニステというテキスタイルブランドのエプロンを購入した。
今回こそは、生地の厚さを一番に大事にしたから、間違いない。
被りやすいし、パリッと頼もしい感じで私の体を包んでくれるので、もう料理がしたくなって、したくなってしょうがない。というか、着けると、丁寧に料理をしようって気持ちが芽生えるの。なぜかしら・・丁寧だと気持ちが伝わって料理が美味しくなって、家族も喜んで、と良い循環が生まれる。。

なのでね、みなさん、とにかくいいエプロンを選んでくださいね♪


分断された世界で

2024-07-03 19:52:37 | わたし的育児日記
娘の中学で絶賛PTA副会長をやっている。なんとなく、流れるままに引き受けてしまったが、これが楽しい。とても楽しい。こんなことなら、子供の頃、生徒会にでも入っとけばよかった、と思うけど、あの頃の自分にはそんなこと考えられない。何事もやってみないとわからないものだ。全ては、息子が無事高校生になって、転職した仕事も落ち着いて、そんなタイミングで娘が中学に上がったものだから、重い腰も軽々と上がったというものだ。

なってみると、これまでは出席しようとも思わなかった色々な会がある。
最近参加したのは、地域の人、地域の小学校長、もちろん自分の中学校長、中学生の親たち、とどうしたら、もっと子供にいい環境が作れるか、みたいなことを自由に話し合う場だった。何グループかに分かれてグループディスカッション。
私の参加したグループには、情緒クラスに子供を通わせ始めた中学1年生のお母さんがいて、情緒クラスは、3年前くらいに新設されたクラスで、不登校の子だったりを中心に受け入れているが、各学年、五人にも満たない。不登校の子もいたりするので、広い教室にたった一人だったりする時も多々あるようだ。そのお母さんのお子さん(男の子)は、小学校の時は普通の小学校に通っていたが、身体的ハンデがあるので、熟慮の末、実家を離れて祖父母の家から通えるこの学校を選んで入学したという。どんな中学生活になるんだろうと期待と不安の中、部活に入ることも楽しみにしていたというのだが、結局、その子は部活には入れなかった。情緒クラスの生徒である自分が、普通クラスの子たちがいる部活にポンっと入る空気感があまりに異質で重いと本人が肌で感じたためだった。



最高の運動会だった。よく晴れて、子供たちはクラス毎に競い、一致団結を深めていた。
来賓の受付をしていた私は、この裏門に運動会に参加した方がいいとは分かっていても、どうにも気が重い、そんな生徒たちが、やっとの思いで(時には親に連れられて)入ってくる様を目の当たりにした。参加したいのに参加できない、不甲斐ないと感じているのか泣いている子もいた。ひどく切なかった。表を見ると、みんなはしゃいで楽しそうな子ばかり。走るのが速ければそれだけでヒーローだ。
クラス毎に座って必死に前を見て応援している。その後ろに、情緒クラスの子たちがぽつりぽつりと座っているのだ。どうなんだろう、と思った。あの子たちは、紅白、どっちの組に入っているの?そこから見る景色はどうなんだろう。そんなことが引っ掛かってしょうがなかった。

私が不登校児なら、絶対参加したくない行事No.1は運動会だ。


この前読んだばかりの清水潔さんの本に、「小さな声を聴こう、小さな声にこそ耳を傾けよう」とあった。果たして、その小さな声を私たちは聴けているのかな?こんなクラスを新設しましたって大義名分ばかりを前面に押し出して、一番困っている当事者たちの声に丁寧に答えられているのかな?

私が小学生の頃は、ダウン症の子も同じクラスにいて、みんな何を言われなくても自然に手助けしていた。それで当たり前の光景だった。

今は迷惑がかかるからって、そういう子たちは一体どこにいったの?
本当に、みんな違ってみんないいんだよね?多種多様な世界に、なってきているのかな?

私には、より分断を深めているとしか思えない。
まだまだ戦いは続くのだ。




ヘンテコなコンセント

2024-07-03 19:08:27 | 最近のあれやこれや
今年の七夕はちょっと騒がしくなりそうです。

そう、都知事選。
小池都知事にはお世話になったけど、今回は違う候補者に投票します。
なぜなら、変なコンセントが配布されたので。
地震の揺れを感知して止まるという代物なんだけど、これが、最初いきなり、知らないおじさんがピンポンして置いていったという子供の曖昧な言葉に、手渡された時には、よっぽど、盗聴器が仕掛けられてるんじゃないかと勘繰ってしまいました。(だって、盗聴器ってだいたいコンセントに内蔵されて見つかるじゃないですか)
間違いなく東京都なんだね?と訝りながらも、念の為隣近所に確認すると、配られてないけど、欲しいと思って希望している、とのこと・・なんでうちだけ配られたの??希望もしてないのに、、更に他の人にも聞くと、どうやら、希望者があまりいなかったので自動で配布されたみたいなのです。(多分ピンポンして出た家にだけ配られた?!)

で、これ使ってみたら、地震の揺れに感知して止まるもんだから、ちょっとの振動ですぐ止まっちゃう。絶対に動かさないぞって場所で使うならいいかもしれないけど、うちはこのコンセントでドライヤーするもんだから、プツプツプツプツ止まっちゃって、結局嫌気がさして、外してどこかへやった。(捨ててしまったかも)

こんな、しょうもないものに一体いくらかけたんだろう・・(と、そこでアベノマスクがチラつく)作ってもらう人いなくて配ってるなら、、台湾みたいに災害用のテントでも備蓄すればいいんじゃない??他にお金の使い道いくらでもあるでしょ??と呆れてしまったのです。

小池知事、キャッチーな言葉を作るのが得意なんだけど、勇退するもありだったのではとも思うよ。辞め時、引退の美学、って言葉が脳裏をちらつきます。

さて、私はというと、クローゼットの奥から紫の服でも引っ張り出して、(あるのか?)七夕を待ちたいと思います。

今年私が読んだおすすめ本

2024-07-02 21:28:27 | 私の読書日記
2024年もあっという間に半分終わりですね、と京都出身の人に話していたら、6月30日に食べるお菓子があるんだという。東京では伊勢丹に売ってるから毎年すごい勢いで買いに行くという。水無月というお菓子。東京の人は食べない?と聞かれたが、初耳だった。でも、素敵な風習だなあと思った。

今年読んだ本をちょっと挙げていく。

「ハンチバック」市川沙央

薄い本だけど、、こんなにパンチのある本はおそらく初めて。
ちょっと読むつもりが、そのまま一気読みした。冒頭から、なんだ、これは!!!って感じ。どこまでが本当で、どこまでが創作なの?と思う。これは、文學界新人賞に芥川賞、獲るはずだ。これまでにこんな本なかったし、この人でなくては書けなかっただろう。多様性が叫ばれる現代にこそ、読んでほしい。本当は、分断されてそっち側の世界を見えないようにしている現代人に。

「年収90万円でハッピーライフ」大江扁理

目から鱗。生きにくさを抱えた全ての中学生にも、大人にも読んでほしい。この人の生き方、考え方、全てが仙人だ。これはある種のバイブルとなるだろう。

「梨本宮伊都子妃の日記 皇族妃の見た明治・大正・昭和」小田部雄次

メモ魔だった梨本宮伊都子妃が残した日記を著者がその当時の歴史と見比べながら解説してくれている本。
彼女の生家である鍋島家は今の首相官邸のある場所にあり、嫁家である梨本宮家は今の渋谷駅前(宮下公園あたり)の土地にあり、家の門の周りを歩くと20分かかるというエピソードだけで、どれだけの富が一点集中していたかが、よくわかる。彼女の結婚式のティアラの製作費は、その当時の首相の年収よりうんと高いのだ。
そんな高貴なお人も、戦後は平民となり、数多の財産、土地を手放すことになるのだが、そんな時に、真実の人と成りが判別できるのだなあと思った。果たして、高い教育を受けたこの人は、平民よりも平民であった。著者も若干ディスってるところもあって、面白いので、ぜひ読んでみて。

今年の残り半分は、またどんな本に出会えるのかな♪