4CATS

この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

話す話題に困ったら

2024-11-08 16:38:46 | 私のお気に入り
今年家を建てた幼馴染の友達の家へ。

セカンドハウスだと思って寛いでしまう。

でも前回飲みすぎてえらい目に遭ったので、(命辛辛帰宅する・・)
今回は、ワインは2本まで、と予め決めておく。それを大きな声で宣言して、絶対に絶対に3本目は開けないでと高々に言う。

料理はどれも素晴らしかった。
ハモンセラーノとイチジク
水切りヨーグルトとサーモンきゅうり(パン載せ)
ギリシャ風豆サラダ
ベーコンとさつまいものゴルゴンゾーラグラタン

グラタンはあんまり美味しいので、1週間と空けずに家で作った。(大好評)

さて、話す話題に困ったら、相手の好きな映画が何かを聞いてみよう。
意外な答えが返ってきたり、絶対に盛り上がること間違いなし。
よく知ってるはずの相手でも、好きな映画の話となるとこれまでしたことがなかったり。
話す話題には事欠かないが、お互い映画好きなので、今年見たおすすめ映画を教えたら、早速見て、その度に興奮したような感想が届いたので、共有できて大満足。

みなさんも是非。


水元公園に恋して

2024-11-08 16:25:25 | 私のお気に入り
ずっと行ってみたかった水元公園についに行ってきた。
その昔、我が家に車があった頃、家族で行こうと夫に提案したら、遠いと断られた公園です・・(確かにうちの子は激しく車酔いしたので、仕方ないか??)

電車で行くとなると金町駅で降りてさらにバスを使う。(歩くと2.2キロ)
駅前でケンタッキーを買っていざ!!
バス停降りてからもう広めの水路があり、高い建物もなくて空が広い。
そして念願の公園はというと、もう、圧巻だった。






対岸は、埼玉県三郷市だそうで、対岸にもテントや人がいっぱい。
釣りをしている人も多い。
何だか、大好きな井の頭公園よりも恋してしまった公園かもしれない。
今までここを知らずに生きてきたことが実に勿体ない。
水辺と緑が大好きな私にとってこれ以上何もいらない。
今度はあの時反対した夫を伴って近々訪れようと思う。


臆病だからって、釣りをしているおじさんに餌をもらってるんだって、だから全然離れないの。

読み比べ「斜陽日記」と「斜陽」

2024-11-08 15:28:06 | 私の読書日記
夏頃、太宰治の映画を見て、娘の太田治子さんの「明るい方へ」を読み、次には「斜陽」の元になったという太田さんのお母さんの日記「斜陽日記」を読んだ。これは太宰に勧められて書かれたものだが、とても面白かった。他人の日記なので余計に面白く、さらにこの方、文章もとても上手だと思う。この方の、人となりも面白ければ、終戦間際の様子も、とても興味深かった。何より、この斜陽族(落ちぶれた没落階級)である著者は、なんと玉音放送の3日前くらいに終戦になるという情報が伝えられていたという事実にびっくり。軍部でもないのに、知っている人はあの状況下で、3日も前に知っていたんだと思った。直後に、戦地に赴くからとわざわざ挨拶に来た人がいたんだから皮肉なものだ。

そして、この「斜陽日記」を読んだ後に、太宰治の「斜陽」をおそらく30年ぶりくらいに読んでみたら、すごく面白かった記憶があったというのに、もうこれは、盗作以外の何物でもないではないかとただただ唖然とさせられた。
書けと勧めて、その日記を何とか手に入れて、それをまんまと自分のものにして出版したなんて信じられないことだ。通りで、あんな文章が書けたものだと今思えば納得する。「斜陽」のお母様は、「斜陽日記」の太田静子さんの母太田キサさんなくしては、描けなかったものだ。
エピソードもあまりにしっかりパクってあって、あとほんのちょっと脚色してあるので、法螺吹きが書いたような話だなあとしみじみ思ったら、抱き合わせに収録された「パンドラの匣」という小説も何だか全然頭に入ってこなくなった。

興味ある人は、ぜひこの2冊を読み比べてほしい。

『リリーのすべて』は、宝石のような演技と献身を描いた作品でした

2024-11-02 23:42:05 | 映画あれこれ
いい映画って、始まりでわかる気がこの映画でした。
世界で初めて性転換手術を受けた男性とその妻の愛の物語。
エディ レッドメインの宝石のような演技が素晴らしく、完全にその世界に入り込んでいた。見終わった後もその余韻は容易に消し難く、いつまでもいつまでも気持ちが引きずられたまま。苦しみ、悲しさ、喜び、そして肖像画家で、はじめ男であり、女性になった夫を生涯描き続けた妻ゲルダの包み込むような愛と苦しみ、献身に胸を打たれる。
1920年代、あの時代の髪型、ファッションもとことん素敵。


『リリーのすべて』本予告90秒

人生の春夏秋冬

2024-10-23 15:45:46 | わたし的育児日記
この頃、人生の春夏秋冬を感じる日々だ。

今、完全に秋に入ったなあと思う。過ごしやすい季節。最高の季節。でも寒さが少しづつ忍び寄ってくる。

寿命が伸びたから、人間、冬の季節がすごーく長くなった。寒くて、夏のように着の身着のままではいられないけど、しっかりと暖かく装備を万端にして臨めば、思ったより辛くないのかもしれないね。

最近、5人をほとんど一人で育て上げたママ友と話していて、そんな人生の秋を感じた。汗だくだった彼女は誰よりも必死に夏を駆け抜けて、今はすっかり秋晴れのような雰囲気を漂わせている。夏は終わった。これからは秋を生きる。
長い冬に備えつつ、秋を存分に謳歌しようではないか。


アイ♡ジュディ ブルーム

2024-10-23 15:34:25 | 私の読書日記
大好きな映画「マイ・ニューヨーク・ダイアリー」にも登場する児童文学作家のジュディ ブルーム。映画の中でもジュディ ブルーム話で盛り上がるし、映画の中でも、大きなキーにもなっている存在のジュディ ブルーム。

正直私は知らなかったのですが、ドキュメンタリー映画「ジュディ ブルームよ、永遠に」を見て、ますます興味を持ち、図書館で
「神さまわたしマーガレットです」を借りた。もうすぐ12歳になるマーガレットが主人公の話で、まさに思春期に突入しようとする彼女を取り巻く友達や家族との話なんだけど、生理や、ブラジャー、宗教の話なんかもあって、もうすぐ46歳の私が読んでも、なんて面白いの!!!!とすっかりハマってしまいました。勿体無いので、ちびちび読んでいるんだけど、絶賛反抗期の中1娘にもぜひ読ませたい!!

ジュディ ブルーム最高♡

そもそもこれは1980年代に出版された本で、マーガレットがインフルエンザに2回もかかるんだけど、その当時からアメリカではインフルエンザの認識があったのだなあとびっくりした。忘れもしない、私が1991年2月の中学受験前日にインフルエンザになった時は、まだ日本ではインフルエンザの診断はつかなかったんじゃないかなと思う。今思えば、あの熱はインフルエンザだったのね、と思い出すから。

「マイ・ニューヨーク・ダイアリー」の中で、シガニー ウィバー扮するエイジェンシーの社長がジュディの新作の出版をおじゃんにしてしまって、すっかり新作に夢中になっていた主人公が怒るんだけど、その時の本は何だろう、ぜひぜひ読んでみたいと思う。
もう、あまり手に入らなそうなのが残念です。これからはこういう古い作品も、電子書籍に期待ですね。

Judy Blume Forever - Official Trailer

『ロスト・キング 500年越しの運命』

2024-10-23 15:10:35 | 映画あれこれ
『ロスト・キング 500年越しの運命』本予告編(90秒)

サリー ホーキンスという女優さん、大好きなんです。
最初見た時は、何だこのヘンテコな女性は??(失礼ですね・・)と衝撃だったのは確かだけど、彼女の出る映画に間違いなし、と今では思ってて。唯一無二の存在感ですよね。見れば見るほど素敵な女優さんです。

この映画、実話を基にしているのですが、何と言ってもすごい話です。
こうゆうこともあるのだなあ、とまさに時空を超えたファンタジーのような本当の話。
人智を超えたものを感じさせてくれました。

間違いなく、0歳児マジックです!!

2024-10-17 00:00:45 | 日々是好日
知り合いに勧められ、初めて近所の児童センターに抱っこのボランティアに行ってきました。第1子を産んだママさんたちのための親育ちワークショップのようなものです。
私は、その間赤ちゃんを見ているという役目。0歳児限定です。

私が受け持ったのは2ヶ月の男の赤ちゃん。こんな小さい子、真近で見たのは、間違いなく、甥っ子の生まれた4年前以来。
可愛くて、懐かしくって、とろけそうでした。
こう見えて、そこまで子供が大好きってキャラクターではない私です。
で、そんな私に務まるのかって話ですが、1時間なら、何とかなるかも、と興味本位で参加してみて、何とも言えない幸せにすっぽり包まれて帰ってきました。
オキシトシンが出まくった??
これは、間違いなく、0歳児マジックです。
本当に見ている間、目が三日月みたいになったまま、楽しい楽しいを連発していた45歳のワタクシ・・

午前休だったので、午後仕事に行ったのですが、いつになく調子良く仕事ができた気がして、これはもう、いろんな世代の皆さんにもおすすめしたいボランティアでした。

もちろん、24時間面倒を見るママたちは、言葉に尽くせない大変さがあるのも重々承知。でも過ぎ去ってみると、今この自分でもう一度育てられたらなあっと、そんな夢を見てしまった・・・

一緒にボランティアした一世代若そうなママさんたちと話すのも楽しかったし、もっと若い新米ママさんたちも眩しかった。

またやりたし!!!!




ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2

2024-10-14 18:16:49 | 私の読書日記
前作に引き続き、今作もとても良かった、なんて感想では、この作品を陳腐にしてしまう。通勤電車の中で、お昼休みのお弁当の後で、全部の章が胸に迫った。
この聡明な息子くんの瞳を通して垣間見た現代イギリスの中学校生活は、毎日が静かにドラマチックだ。これは、この息子くんとその声に耳を傾けるブレイディさん、そして大黒柱の父ちゃんなくしては時に見過ごされてしまうかもしれない物語だ。

どの話も珠玉なのだけど、日本に息子と共に里帰りするエピソードが特にいい。ブレイディさんの母親(息子くんにとっておばあちゃん)を静かに見つめる彼の言葉と祖父が交わす手紙には特に胸が熱くなった。

今作ではブレイディ家にもより思春期が忍び寄り、我が家では息子の思春期が去ったと思ったら、娘の思春期がやってきて・・

ブレイディ家の明日をまだまだこれからも引き続き見せてほしいと続きに期待するばかりだ。



違和感の正体

2024-10-14 00:12:59 | わたし的育児日記
娘の友達のお姉さんはもう社会人1年目、お母さんにとっては自慢で最愛の娘です。(実際に誰から見ても立派なお嬢さんです!!)年齢が近い分、いわゆる友達親娘な二人。私も時々会えば話すのですが、話すたびに何だか不思議な気持ちがしていました。掴みどころがないという感じになるのです。

その話を今日娘にすると、わかる〜と言われました。今日私たちが話しているところを見て、やっぱり同じように感じたらしいのです。それで何だろうね〜なんか、なんか不思議だよね、って。お母さんもよく自分の娘のことを、あの子宇宙人みたいなとこあるから、なんて言ってるし、単純にふしぎちゃんなのかな〜と違和感の正体が掴めないまま。でも今急に違和感の正体に気づいた。

私が話しかけると、(その時は必ずお母さんと並んで立っています)私に向かって応えるというより、隣にいるお母さんに同意を求めるように話すから、感じた違和感なのでした。よく子供ってお母さんの前で聞かれると、そんな風に答えますよね、それを大人でやってるから、いつも違和感を感じていたんだ!!!!すっごくスッキリしました。娘はもう寝ちゃってるので、明日違和感の正体を話そうと思います。

お母さんにじゃなくても、そういう人って時々いるかもしれないですね、あと、会話が一方通行で、こちらに質問してくることがない、ことにも今気づきました。

会話のキャッチボールはやっぱり大切な気がします。