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この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

人の親になってみる ということ

2009-02-23 00:03:17 | わたし的育児日記
母親になって3ヶ月ちょっと。育児に奮闘する毎日です。最近はちょっと余裕もでてきたけど。

おかげで毎日いろいろなことを考えます。

最近思ったのは、人の親になるということは確かに素晴らしいことだということです。

昔、パートのおばさんとお酒を飲んでいた時、よく言われたのが
「人生で一度は結婚を経験してみたほうがいい」ということ。たとえ結末が離婚に至ったとしてもね。結婚を経験することは悪くないってこと。

まだシングルだった私は、「そうなんだ~」くらいに軽く捉えてました。

そんな私が結婚してみてもうすぐ1年近く経ちますが、感想は結婚=悪くない
でも、、まあ正直どっちでもいいかな、結婚は。
それよりもお奨めするのが“人の親になってみる”ということ。

正直私、自分のこと(性格とかね)もうほぼ完璧な人格だと思ってました(すみません、B型なもので

でも子供を持って自身母親になってみて、その自信は脆くも崩れ去ったのです。

この3ヶ月の間にボロボロに崩壊。この数ヶ月の間で、私は自分の未熟さに失望し、忍耐力のなさにもがっかりし、それまで自分のこと大好き人間だった私が、自分のことが大嫌いだと感じました。私は慣れない育児に取り乱し、、自分のペースだけで生きてはいけなくなった現実を容易に受け入れることが出来ず未練たらたらでした。もちろん今も葛藤中です。

今、一から子供を育て、わからないことだらけで、情報に頼り、絶えず惑わされながらも手探りで、毎日小さな発見、新生児の目まぐるしい発達ぶりに驚きと感動それから疲労とストレスを感じて生きてて、人間としても、母親としてもかなりダメダメで未発達な自分とも日々格闘。だけど、すごい生き甲斐のある毎日だなあと思ってる。これ、子供を持たなきゃ気づけなかったことだと思う。

母親になる前までの私は、自分はこのままで完璧と思ってたんだから。
子育てって、同時に自分も育てていくものなんだ~と思った。子供のために手本になるよう、もうちょっとはマシな人間になりたいしね。
一から一人の人間を育てていくって素晴らしい仕事だなあと思う。自分の記憶にない所から振り返るように人間の育っていく様を見れるっていうのは、自分を振り返れるって意味でもすごく貴重な経験だと思う。そして人としてそれをすることはすごく大事なことだとも。(その結果、子供が自分の思うようにいかなくても、がっかりさせられたり、裏切られたと感じたり、感謝されるどころか逆に疎まれるようになったとしても、我慢ならないけど、とりあえず仕方ない。子供が成人するまでは親の義務をきっちり果たそうと思う)

だから私は、人に結婚よりは、親になってみることを強く薦めたい。
(もちろん、現実的に考えて親になるには相手がいるし、そうなれば結婚だし、経済力もいるし、だけどそうゆう現実的問題はとりあえず置いといて)養子でもいい。血縁は特に重視しない、結婚もどっちでもいい、ただ誰かを赤ちゃんから夫あるいはパートナーとなる人と育てて、人の親になってみることをお奨めしたい。苦労も多いけど素晴らしいことも多いと思う。

子はカスガイは本当だし、同時に大きなトラブルの元になるとも思うけど、その辺の夫婦関係のことについて思うところも大きく、そこんとこはまた今度。

と、ここまでズラズラ書いてて、この文章相変わらずわかりにくいなあ
軽く読み流してください。でも正直な私の気持ちです。