映画『落下の解剖学』予告編
日比谷シャンテ前でポスターを見て、気になっていた作品。
フランスの雪深い山荘で起きた転落死、当初は自殺かと思われたが、作家である妻に疑惑の目が向けられ、被告人となり裁判に。二人の間には4歳の時に事故で視力を失った11歳の息子がいて。
見ている間中、一体、どこに着地するのかと思っていたが、録音されていた夫婦の喧嘩がものすごくリアルで、証言台に立つ息子くんの演技も光るものがあり、そこに悲しい着地点があった。見終わった後で、ずいぶん時間が経っていたことに気付いたけど、2時間半もの映画だった。
土曜の夜にぴったり。面白いです。