小川洋子さんの本って初めて読んだんだけど、これ、友達のお薦めだったし、映画化もされてたしで、気になって手に取ってみた。
内容は、くたびれたスーツに無数のメモを体のあちこちにクリップ留めしてる数学者で、無数のメモの理由は、交通事故の後遺症で記憶が80分しか持たないから。とその世話をするため派遣された30歳前後の家政婦と1その10歳の子供との話なんだけど。
文章は淡々としながらも、あたたかくて、そんなにはまってないつもりだったけど、最後は博士に愛着湧きすぎて、読み終わってしまうのが淋しい感じ。
心の底から切ない気持ちがじわじわ~とくる、こんな感じあんまり本読んでてないんじゃないかな??そして、この作者の、全てを文章にしないで、あくまで暗示で閉じてる文章が、余計にこちらの想像力を掻き立てて、秘密めいて密やかな言葉に出来ない高揚感を生んでる!?とにかく作者の手の平で転がされて、いい気持ちになっちゃったって感じ。ああ、でも本当になんか泣きたい。泣き笑いかな。
内容は、くたびれたスーツに無数のメモを体のあちこちにクリップ留めしてる数学者で、無数のメモの理由は、交通事故の後遺症で記憶が80分しか持たないから。とその世話をするため派遣された30歳前後の家政婦と1その10歳の子供との話なんだけど。
文章は淡々としながらも、あたたかくて、そんなにはまってないつもりだったけど、最後は博士に愛着湧きすぎて、読み終わってしまうのが淋しい感じ。
心の底から切ない気持ちがじわじわ~とくる、こんな感じあんまり本読んでてないんじゃないかな??そして、この作者の、全てを文章にしないで、あくまで暗示で閉じてる文章が、余計にこちらの想像力を掻き立てて、秘密めいて密やかな言葉に出来ない高揚感を生んでる!?とにかく作者の手の平で転がされて、いい気持ちになっちゃったって感じ。ああ、でも本当になんか泣きたい。泣き笑いかな。