スピルバーグがテレビ映画として撮った初期の作品「激突」をついに見た。
「運転手がある車を追い抜かしたところから始まって、そこから理由もなく執拗に追いかけ回されて、ただそれだけなんだけど、最後まで顔が出そうで出なくて、ものすごい独特だから。あれでスピルバーグが有名になった」
と母からずーっと聞かされて、気になっていたんだけど、「激突2」はだいぶ前に見たんだけど、この噂の記念すべき最初の作品を見る機会に恵まれず、ついにやっと。
家族で見ようとしたら、タイトルと監督名だけ聞いてもピンと来なかったらしい夫も、
最初の始まりで「見たことあるーー!!覚えてるーー!!」って。
結局、娘と2人で夢中で見た。
確かに、ものすごく独特な映画で、2人で大騒ぎしながら見た。
ネタバレだけど、本当ーに最後まで犯人の顔出しなし。
でも単純にそこが面白い。
考えたら、これ元祖煽り運転の映画だねー。
やっぱり昔からあるよねーこういうの。って、これはちょーっとやりすぎだけど、
広ーいアメリカだからこそ、な話でもある。
改めて実感。スピルバーグはやっぱり偉大だ。