テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

4弦がビビる理由と応急処置・・・(*^^)v

2015年10月28日 | 日記
アリアの弦交換が完了したので皆さんにお聴きいただく音源を作っていたのだ

「あれ?4弦がビビるなぁ・・」



レンチでサドルを少しばかり上げてみるが・・あまり効果がない

以前からこの症状の前兆は現れていた

ある意味、ナットも消耗品なのだ

フレット交換と同時にナットを交換(作り直し)する業者も多い

この作業はセットというわけではない

フレットを交換する頃にはナットもへたっているという事が大きいと思う

読者の皆さんはご存じだと思うがこのギターはすでにフレット交換済みなのだ


擦り減っての交換というよりはもっと硬く高いフレットに変更したかったのだ

ギターのキャラに似合わず、デフォルトのフレットは非常に低いタイプだったのだ

そんな流れからナットが摩耗する前にフレットを交換したという事になるのだ


「ナットはまだ使えるのでそのまま残しますよ」

という事で事前に了解していたのだ


それから数年が経過したのだ

使用頻度も高く、アームの使用も多いだけにナットもそろそろ交換時期なのだ

私の場合、ナットを自作する事も可能なのだ

しかしながら面倒臭いという事も事実なのだ


使えるならば、そのまま騙しだまし使っていたい


・・という事で『秘策』を紹介したい

その前に・・

ナットの正しい状態をご存じだろうか?

溝に弦が軽く乗っている状態がベストなのだ

言葉で表現するのは難しいが・・


溝の中に完全に弦が入り込んでいる状態はダメなのだ

チューニング狂いの原因にもなる

溝から弦が落ちないという微妙なさじ加減なのだ


今回は4弦だけの症状なので『応急処置』なのだ



テープでマスキングしてアロンアルファを溝に数滴垂らすだけと簡単なのだ


過去ににもウクレレやその他のエレキで試した事があるのだ

乾燥後は非常に硬質になる特性があるのだ



耐久性は微妙だが・・

これでしばらく様子をみたい


次回はナットを本格的に制作する必要があると思う

すでにデフォルトでも牛骨を使っているので次回も牛骨になると思う

人工象牙も音のフィーリングは良いが柔らかいのだ

アコギなどには良いがアーム付きのギターでは物足りない


硬貨後に再びグリスを塗布すれば、滑らかになるのだ



このグリスは本当にお薦めなのだ

類似品には注意していただきたい

ホームセンターで販売している小型モーター用のグリスでも代用がきく

過去にエピフォンなどで実験済みなのだ


ナットなどにダメージは感じられない

使用感も悪くない

値段もかなり安いのだ


どうでも良いというギターをお持ちの方は徳用をお薦めしたい

「僕はギターを大切にしているよ~」

という方はお近くの楽器店でお尋ねいただきたい


グリスを使う時の注意事項がある

予め、ナットの溝を何らかの方法で掃除しておく必要がある


長年の溝の汚れを放置したまま、その上からグリスを塗布しても滑りの効果は見込めない

むしろ、埃などを呼び込み易い環境を作ってしまう


前回にもご紹介したが厚紙が一番良い



ゴシゴシと磨いていただきたい



”弦交換のサイクルって?”

これには明確な答えはない


一流のギタリストはステージごとに交換する

一曲ごとに交換する人も少なくない

裏方のスタッフが弦の伸びなどを調整してくれる

ジェフベックなどがこのタイプなのだ

スティーブヴァイもそれに続く

共通点はアームを多用するプレイヤーである事なのだ


一般ギタリストの場合、1カ月くらいだろうか?

半年も弦交換を怠っているという人はギターを引退した方が良い

錆びた弦の音に違和感を感じない感性が問題なのだ

練習というレベルではない論外なのだ

他の趣味を見つけた方が幸せになれる


まぁ、ギターを趣味と豪語しながらもこんなタイプが少なくない現実がある事も確かなのだ

レベルが低い層が市場を下支えしている事実も否めない

志や向上心が高い人ばかりではないのだ


読者の皆さんは如何だろうか?

皆さんは割とレベルが高いのでは?と想像しているのだ


特に私のブログの常連さんは別格だと思うが・・

如何だろうか?

少なくともギターに関する興味と向上心が感じられる


アリアに続き、ストラト&レスポールも弦交換の予定なのだ

ダダリオは素人が使うにはベストな弦だと断言できる

最近のダダリオの弦は非常に品質が安定している


音に拘る私が長年使っている弦なのだ

間違いはないと思う


特に個性的な弦ではない

むしろ、それが良いのだ

アーニーボールとライバル視される事も多いが・・・

ダダリオは間違いない



最近は010~で統一している

009~では物足りないのだ


正直な話、素人レベルで弦の違いは分からないと思う

アジア某国の激安弦は間違っても使わないように・・

時間とお金の無駄!

ギターにもダメージを与える


そもそもギター弦が高いと感じている人にギターを趣味にするのは困難だといえる

すこし厳しい表現になってしまうが・・・

ギターの上達を目指す人はギターを最優先に考えていただきたい


新機種のスマホとギターで悩む人もギターに向かない

そういう事なのだ



脱線したが・・・

買い易い弦を買えば良いと思う

特に拘りがない人は3パック弦はお買い得だと思う

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効率良く弦交換をする方法・・

2015年10月28日 | 日記
今回は弦交換についてお話したい

ギター弾きにとっては『日常』なので苦手意識を持っている人は早めに克服しておいた方が良い

「でも・・面倒臭いんだよね」

慣れれば楽しみながら行う事が出来るようになる


道具を準備したい



こんな道具があると便利だと思う

ギターに詳しい読者の方々に特に説明は不要だと思う


アーム付きのギターの場合、取り外しておくと楽なのだ




裏の蓋も取り外しておく




弦の取り外し、取り付けの際に関係してくる




弦を緩めるにしても巻き取るにしてもあると便利なのだ




過去には『アルトベンリー』と命名していたメーカーもあった


弦も私はカットしてしまう

効率が良いのだ




こんな感じなのだ




不要な弦も取りだし易い




カットすれば、このようにコンパクトに巻き上げられる




弦を張る前にペグポストの穴を同一方向に揃えておくと良い

自分に向って直線に揃える




ナット溝の掃除をしておくのも必須なのだ




厚紙で溝をなぞる事でも良い




その後に専用のグリスを塗布しておく




日頃、掃除できない部分も掃除、調整しておくのも良いと思う




指板は状況によるがこの季節ならば弦交換の度にオイルを塗布しても良いと思う

軽く塗っておくだけでも効果がある




弦交換を終えた後のギターはサッパリしている

まるで風呂上がりのようだ




弦交換のサイクルは賛否両論あるのだ

数週間で交換する人もいるし半年くらい放置する人もいる

交換サイクルが長いと自慢している人は音が分からないと言っているようなものなのだ

音に敏感な人は演奏が楽しくなくなる

さらに苦痛に変わってくるのだ

ネットなどの情報に振り回される必要もないと思う


財布などと相談しながら弦と向き合っていただきたい

ちなみに古い弦ではテクの向上は見込めない

むしろ、初心者~中級者こそ、散財覚悟で頻繁に弦を交換すべきなのだ


余談だが・・

ウクレレもハードケースになった事でハードケース兄弟?が増えた



比較するとウクレレケースの小ささが分かると思う




ハードケースは良い




何が良いというよりは・・個人的に好きなのだ




”ハードケース入り≒高級ギター・・”

という世代なもので・・


ウクレレにも高級感がアップし愛着が増したのだ

愛着が湧く楽器は触れる機会が増え演奏も上達する

上達すればさらに愛着が湧き、好きになっていく

好循環なのだ

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