テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

最近のギターは紙で作ってるってホント?

2017年04月02日 | 日記
ギターにとっても厳しい時代になったのだ

ギターの材料の大半は『木材』なのだ


その木材が圧倒的に不足しているという

長らく利益優先で森林伐採を行ってきた結果なのだ


実際のところ、伐採した木材におけるギターの使用量は微々たるものなのだ

その多くは家具などが占めているのだ


使い捨ての時代を資源の枯渇を後押ししているのだ

昨今はリサイクルが見直されつつあのだ


新品が良いか?中古が良いか?

悩ましい問題なのだ


ユーザー目線の話ではない


経済的な観点での話しなのだ


多くの人が中古で満足するならば新品は不要になってしまう

すでにギターにもそんな波が押し寄せているのだ


当初は新品のギターの販売を促進する目的でギターを買い取っていた

再販が目的ではなかったのだ


買い取ったギターを新品ギターの傍らで細々と販売していたのだ

予算的に厳しいお客さんに勧めていたのだ


お客さんも後ろめたくネガティブな感じで中古のギターを買い求めていた時代があった


ネットの影響で中古ギターの人気が沸騰したのだ


これは一部の『勘違い』から始まった流れなのだ


価値あるヴィンテージギターと単なる古いギターの線引きが曖昧になってきたのだ

ギターを理解している人に説明は不要なのだ


本来は値が付かないような古いギターに無理やりにイメージを植え付けて価値あるギターのように並べたのだ

すでにギターの販売が低迷していた時期と重なる


楽器店は

”売れれば何でもよい・・・・”

という発想で中古市場を拡大したのだ


結果として自分達の首を絞めることになるとは想像もしなかったのだ


確かに中古には入手困難なギターも多い

同時に良いコンディションのギターが少ないことも事実なのだ


ギターとしての役目を終えたようなギターは平然と販売されている


新品ギターが良いに決まっているが・・・

実はそうもいえない現実があるのだ



話は戻るが・・

ギターの材料が不足しているのだ


最近では紙でギターを作るのだ

『リッチライト』という言葉を耳にしたことがあるだろうか?




再生紙を固めて成型した材料なのだ

ある意味で紙と木は親戚のような関係なのだ


以前にプラスチックやグラスファイバーでギターを作ったメーカーがあった

決して安い価格ではなかった


紙の方がマシだと思う


材に拘る日本人には受け入れられないようだが・・

実際に弾き心地と音色に大きな差がないのも事実なのだ


リッチライトはエボニー材の代替なのだ

元々エボニーは密度が高く硬い木材なのだ


紙を圧縮することでそれを再現したのだ



最近はギブソンやマーチンなどでも普通に使われるようになってきた


これに便乗?するように本来はギターに使わない材料でギターを作るメーカーも出てきたのだ

本来は家具などに用いる材料でギターのボディを作るのだ


表板は通常の材を用い、サイド&バックに異なる材を組み合わせる

さらには定番の材を用いるも合板でコストを下げる手法も常套句なのだ


レスポールのバーストは定番のロースなのだ




ストラトなどもローズなのだ




私のストラトは新品時には赤みを帯びていた

木目も不均衡に感じられたのだ

「これが本来の指板なんですよ」

「キレイに塗っているギターも多いですよ」


見た目だけで比較するとむしろ安ギターのほうがキレイにみえる

もちろんコスト削減のためにそのまま使うことも多いが・・


それっぽい板に見せる為に『化粧』を施すことも多いという

機会があれば楽器店などで観察してみていただきたい


細かい部分に拘るならば、ネットでギターは買えない

数本のギターを比較した場合、ルックスひとつでも好みが分かれるのだ


自分好みの木目などがあるのだ


音が分かる人ならば、その個体差に驚くと思う



私も読者の皆さんと同じように日々検索しているのだ

市場調査をしているのだ


すぐに買えるわけではないが・・

情報として準備しているのだ

「50万円もするのにエボニー使ってないの?」

と正直驚かされることも多い


それならば・・と検索を続けるのだ

ようやく80万円台でエボニー指板になるのだ


ちなみに私のアコギはエボニーなのだ

仏壇などに用いられる硬い木なのだ


アコギに適しているということで昔から使われている材料なのだ

しかしながら、最近ではエレキ同様にローズが用いられることも多い


ギブソンやフェンダーのようにエレキを作っているメーカーに多い

価格が高い、安いという話ではないのだ


個人的な感想としてはローズを使ったアコギは音に広がりを感じる

つまりはコードカッティングなどをする際に気持ちいいギターに仕上がっているのだ


特にギブソン系などはピックで弾くアコギなのだ

マーチンのように指弾きで繊細さを引き出すタイプのギターではないのだ


ギターは難しい、異種の材料が思わぬ良い音を生むこともあると思う

本来はウクレレに用いるような材料でアコギを作ったりもするのだ


新品ギターは色々な意味で変革の時期を迎えているのだ

定番しか興味がないというユーザーが多ければ斬新な発想や市場は育たない


世界的にも日本人は古典好きで保守的だといわれているのだ

余談だが・・


”パソコンやスマホなども壊れるまで買い換えない国民・・”

だと欧米から軽く馬鹿にされているのだ


ユーザーが成長する時期に来ているのだ






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アコギの音って懐かしい気持ちになるよね

2017年04月02日 | 日記
今回はアコギなのだ

ブログのネタのために購入したミニアコギもその役目を終えたのだ

現在はフルサイズのアコギを弾き込みつつ育てているのだ


ギターには『二つの変化』がある

時間の経過による変化なのだ

木部が多いだけに湿度の影響を受け易い

湿った木と乾燥した木で響きが異なることは初心者でも容易に想像できると思う


二つめの変化は弦振動による変化なのだ

木部が弦の振動を受け止めることで何かしらの変化が起こるのだ


”眠っていた木が目覚める・・・”

と表現する人もいる


科学的な根拠は証明されていない

しかしながら、新品のギターと弾き込んだギターに差があることはもはや常識なのだ


以前は古ければよいという考えが定着していた

最近はこの考えが見直されつつある


数十年も経過したしたようなギターはあまりにも水分量が不足しているのだ

木としての精気に欠けるという考えなのだ


食べ物に喩えるならば『食べ頃』ということになる

ギターにもそんな時期があるという考えがトレンドなのだ


耳が肥えたプロの現場でも古いギターが消えつつある

若い楽器と音的に絡み難いのだ

もちろん、破損や盗難防止という意味合いもある


ヴィンテージなどを所有しつつもコピーモデルを使うのだ

ルックスは年季が入っているが音がそれなりに若々しい・・


そんなギターが現場で求められるのだ

いわゆるレリック加工やエイジド加工のような感じなのだ


木部の変化はエレキ以上にアコギの方が現れ易い

私のアコギも購入から数年が経過した


購入時にはあまり使っていなかったのだ

使いどころが見えなかったのだ


レコーディングに使う目的で買ってみたものの微妙だったのだ

ロック的な使い方を想定して購入したアコギもしだいに方向転換したのだ


要するにアコギ本来の使い方を目指すようになっていったのだ

アコギの良いところが1本で完結できる点なのだ


それなりに演奏テクやアレンジの工夫も必要ではあるが・・

『ソロ演奏』というスタイルを習得できれば楽しさも倍になる


ベースと和音とメロディを1本のギターで完結させるスタイルなのだ


今回は音楽の教科書などでもお馴染みの童謡をアレンジしてみた

まさに田舎の風景なのだ

東京生まれの東京育ちの私にとって田舎は憧れなのだ

子供の頃からビルとビルの間で遊んでいたのだ

土に飢えているのだ

余談だが・・

私は野菜作りも趣味なのだ



どうでもいい話だが・・




クラシック音楽にしても童謡にしても教科書などで使われるような作品はすでに著作権が切れている

つまりはフリーという立ち位置になるのだ


コピーなどにうるさい人も多いようなので注意が必要なのだ


今回は二本のアコギでアレンジしているのだ

一本のギターでも完結する演奏なのだが・・・

もう一本のギターで音に厚みをつけているのだ


複数のギターが絡むことで曲として成り立つというアレンジもある

アレンジはセンスなのだ


他の人がこの曲をアレンジすれば別のコード進行を充てるかもしれない

演奏者の数だけアレンジがあるということなのだ






BR-80で録音してみたのだ

あえて短いアレンジにしているのだ


『懐かしい風景』


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ギターよりお花見かな?

2017年04月02日 | 日記
昨日は雨降りの中、レスポールを連れて歩いていたのだ

知人のレコーディングに参加していたのだ

もちろんボランティアなのだ


長年に渡りブログを書いていると面白い事に気付くのだ

巷の人々の動向が如実にブログに反映されいることに気付く


学生さんたちの休みとも連動しているのだ

夏休みや冬休みなどの連休とも連動している


この時期は『お花見』一色に染まっている感がある

一年に一度のタイミングなので酒好きや花の愛好家が少々興奮するのも分かる気がするのだ


私も時間を見つけて近所の公園に散策にいく予定なのだ

小象は自宅に置いていくのだ




子供も大人も楽しい気持ちにさせてくれる

思わずマイクを片手に歌いたくなってしまうのだ


昨日はそこそこの結果だった

トータルの順位などを考慮すれば・・・




”ギターよりも他のイベント・・・”

という世間の動向が伺い知れる


母体になるギター業界とそれを支える素人ユーザーにはもっと頑張って欲しい

これは切なる願いであり本音なのだ


ギターブログが集うようなランキングサイトを覗いても久しく『新星』に出会ったことがない

「暇だからブログでも更新するわ・・」

「特に新ネタとかないんだよね・・・」

という空気感が漂っているのだ


この世からギターが無くなることはないと思うが・・・

街にギターを抱えた人が溢れるような時代が再来することもないような気がする

散り行く桜の花と重ね合わせてしまうのだ





どの業界でもジャンルでも『新規参入』で活気付くのだ

ギターも一緒なのだ


新年度で入学などをした学生さんがギターを始めることが望ましい

友達に影響されてギターを始めるというパターンも多い


”多かった・・・”

というのが正確な表現だろうか?


『現状』はどうだろう?


私を含めたような『古参のおじさん』しか残っていない

ギター業界も高齢化しているのだ


”ギター歴数十年・・・”


決して上手いわけではないのだ


ギター業界を牽引していくほどの才能のエネルギーもない


ただ、ダラダラとムダにギターを関わってきたようなおじさんしか残っていない



そんな層がギターという趣味のイメージを悪くしているともいえる



”ギター=おじさんの趣味・・・”


という悪しきイメージが定着するのも困りものなのだ


一時、レスポールを抱えた女子が活躍するアニメがヒットした

アニメに助けられるというのも如何なものか?と思うが・・・


実際の話として、影響を受けた若者が多く参入してきた

同タイプのレスポールが欠品するという異例の事態が起こったのだ


起爆剤的な出来事やスター的な存在は不可欠なのだ

何となくモヤモヤを日々を送っている人の背中を押す必要があるのだ


まぁ、こんなブームも長くは続かないのだ

アニメのブームが去ると同時にギターを止めてしまうのだ


そんなギターが中古市場に大量に溢れた時期もあるのだ


世間の事象と『連動』しているのだ


やはり、残ったのは『おじさん』なのだ




アニメに影響を受けることもない

つまりはアニメのブームが去っても普通に居残っているのだ

まぁ、私もその中属していることは事実なのだ



古参のおじさん達に何が出来るのか?


ギターを弾くことなのだ


どんな人でも数十年もギターと関わっていれば弾けるようになる

むしろ、そこそこ弾けなくては困る


そんなおじさん達にはもっとギターをアピールして欲しい

ギターの魅力を紹介してほしい


率先してギターを買ってほしい


つまりは初心者の『手本』になってほしい


お金に物言わせて高価なギターを買い漁るおじさんもカッコいい

お金がない貧乏系のおじさんならば、古ギターで巧みな演奏を披露してほしい


前者は資金が必要なので人を選ぶ


後者は簡単なのだ


パソコン全盛の時代なのだ

もはや普通の家電なのだ


パソコンとギターがあれば誰でも音楽をスタートできる


もっとも難しいのはギターを弾くことなのだ


古参のおじさん達はすでに少々弾けるのだ


あとは録音するだけなのだ


そしてブログや動画などで紹介するだけなのだ



この何でもない作業が出来ないのだ



困ったものなのだ。。



ギターが好きでネットなどで検索しているような読者の皆さんはギター業界の『宝』なのだ

まぁ、読者の皆さんが購買に繋がっているかは分からないが・・・


ギターに興味がある、ギターに関心がある人がいるということは励みになるのだ


訪問者数が一人増えた・・減ったということではないのだ


ギターがスマホやゲームなどを差し置いてトップに躍り出ることを夢見ているのだ

「お金が貯まったらギターを買いたいなぁ・・」


お金の流れと意識の変化を期待しているのだ

私が古参のマシンに拘る理由のひとつなのだ




この価格帯ならば高校生でも頑張れば買えるのだ



さらにギターを楽しむヒントを案内したいと考えているのだ



巷の古参系ギター弾きの発想はとてつもなく貧困なのだ

ギターを楽しむというアイディアに欠けている


私の『活動』をアホ臭いと思っている人も少なくないと思う

自覚しているのだ



どうだろう?


ギター業界を盛り上げるもっと良い策があるだろか?


文句ばかりで何もしない人はアホ臭い人以下なのだ


アホ臭い私はそれなりに何かを提案しているのだ

そして、誰かを楽しませているのだ(たぶん?)


アクションを起こせない人は存在がムダなのだ


巷のギターおじさん達にはもっと頑張って欲しいと願う

ギターを趣味だという足跡を残して欲しい


無理かな?


おじさんのパワーを見せてほしい


何も出来ないおいじさんは若者から嫌われるだけなのだ

「マジで加齢臭キモくね?」

「おじさんがジロジロ見てるよ」

私もその部類だと自覚しているが・・・


それゆえに自分の存在価値や意味を見出す為に日夜頑張っているのだ


最近は若干トーンダウンした感も否めないが・・

それでもギター業界に足跡を残したという自負があるのだ


単なるギター好きのおじさんも創意工夫と少しの努力で
多くの訪問者を獲得することが出来るという事を実践してみせた

「また、自画自賛?」

という人がいるかと思うが・・


世の中は『有言実行』なのだ


言うだけならばおサルさんでも出来るのだ

言ったことを形にする作業は言うほど簡単ではないのだ


”訪問者数1000人・・”


は下火なギター業界に差し込んだ僅かな光だと思う


読者の皆さんと私が一丸となって絶やさぬように頑張っていきたい



何だか『新年度の抱負』のような感じなってしまったが・・・


このくらい真面目なギターブログがあっても良いと思う


如何だろうか?


本日は気温が上がるということだが・・・


タイピングしている指先が冷たいのだ





本格的な春はまだ少し先に感じられる




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする