テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ドラゴンテレキャスターはクランチが気持ちイイ

2020年08月23日 | 楽器
本日は怒濤の音源の連貼り大会なのだ


とにかく、今日はギターを弾きたい気分なのだ

読者の皆さんにもそんな時があると思う

作曲したいという感じではない

テレキャスを弾きたいのだ


本日はテレキャスのムック本を持参して家族の買い物につきあった

「車の中で本を読んで待ってるよ」




テレキャス初心者の私にとっては難解な部分もあるが・・

熟読した成果は自分なり感じているのだ

ペイジ師匠監修のドラゴンテレキャスがかなり
ヴィンテージを意識していることが分かった

指板の貼り付け方法まで当時のギターを忠実に再現しているようだ

スラブ貼りの指板が良い感じなのだ

指板の厚みが音の太さに貢献していることを知った

パリパリでジャキジャキなテイストを求めるならばラウンド貼り
が向いているという感じなのだ

あくまでも傾向であり、それでなくてはダメということではない


ピックアップのエージング(音の入力)が着々と進行している





今回も前回同様にピグノーズを鳴らしてみた



今回はマイクを使っていない

MTRの内蔵コンデンサーマイクを使用した


アルペジオを弾いた時のピックに絡みつくようなバイト感が良い感じ

これは私の持論だが・・

アンプで鳴らした時に楽しいギターは良いギターだと確信している

ある意味でマルチエフェクターは受け皿が大きい

廉価のギターでもそれなり良い音で鳴ってくれる

イコライザーなどでいくらでも音の補正ができる


一方、アンプを鳴らす環境は制約が多い

ましてやツマミが少ない小型アンプで良い音を出すことは難しい

ピグノーズはテレキャスとの相性も良い感じなのだ

テレキャスというよりはシングル系のギターとの相性が良い


今回の音源では左右のクリーン系の音はディストーションのみ

中央の歪み系のバッキングではオーバードライブをOnにした

歪み系の使い方としてクリーンに質感を加える手法がある

何でもかんでもドンシャリで鳴らせば良いものでもない

実機のマーシャルでも意外にクリーンな音に萌えるものなのだ

一聴するとクリーンに聞こえる音も微妙に歪んでいるのだ

自宅でのアンプ遊びでもその辺りを再現できると楽しいと思う

アンプライクな音を謳っている製品を選んでみるのも楽しいと思う

歪み系のエフェクターも美味しいレンジは意外に狭い

MAXよりはむしろ、その下辺りの帯域に美味しい音が隠れていることが多い

所謂、クランチという音色なのだ

ピックアップの善し悪しやギターの個体の比較をする時にも用いられる

大声で叫ぶような歪み音ならば、どんなギターでもエフェクターでも
一緒なのだ

むしろ、廉価なギターの方が得意だったりするのだ

絞った音が楽しいギターとは長く付きあえる

相変わらず好き勝手な事を言っているが・・・

ギター好きな読者の皆さんにはお話しておきたかったのだ

何かの参考になれば幸いなのだ😉 


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フェンダーギターを買って気づいたこと

2020年08月23日 | 楽器
読者の皆さん こんにちは


またまた、サクサクッと音源を作ってみた

昨日の再利用ということで御了承いただきたい

個人的にベースの音色とラインが気に入っているのだ

ギター用の練習素材としても弾いていて楽しい

ツェッペリンの曲を参考にアレンジを加えているのだ


そんなこんなで今回はテレキャスとストラトのコラボなのだ

左チャンネルがストラト

ピックアップはセンターを使用







右チャンネルがドラゴンテレキャス

ピックアップはリアを使用した





音作りはこんな感じ



例の如く、マイキングをMTRで収録した



同じ環境ながら右チャンネルのテレキャスの方が生音を拾っている

生音が大きいというよりはアッシュ材の響きだと思う

まだ、ギターが新しいので馴染んでいないようにも感じる

一方のストラトは10年選手なのだ

レリックジャズベに引き続き古参な存在なのだ

良い意味で熟しているのだ

テレキャスと比較するとボディ全体が鳴っているという印象を受ける

弾き手だけが感じられる音の響きや振動というものがある

所謂、ギターの醍醐味なのだ

実はこの音源を作る前にストラトで色々と遊んでいたのだ

山ほどリックやフレーズを作っていた

「単体で録音してみるかな?」

音源作りや遊びのアイディアはいつもこんな感じで始まるのだ

この週末にストラトの調子をチェックする予定でいたのだ


”手持ちのギターは満遍なく・・・”

これは私のポリシーなのだ

それ故に多くの楽器の管理が難しいのだ

一日10食のラーメン屋さんに発想が似ている

とにかく、集中したいのだ

全身全霊で楽器と向き合いたいと常々思っているのだ

安い楽器だから雑に扱ってよいはずもない

楽器はみんな一緒なのだ

ベタな表現だが・・

”楽器は愛情を注げば応えてくれる”

これは間違いない事実なのだ


上手い言葉が見つからないが・・・

人生は短いのだ

狂ったようにギターを弾き倒す時間(期間)があっても良いと思う

アホに徹して、同じようなフレーズを100万回くらい弾いてみる

練習方法や遊び方は自分で見つけるものなのだ

ギターに楽しさを感じられないならば、
残念だがそれはギターが趣味として向いていないのだ

出費が小さいという理由でギターを趣味にしている人が
陥りやすい落とし穴でもある

そこそこのギターを買っただけで満足してしまうのだ

何の為にギターを買ったのか?

磨く為だろうか?

眺める為だろうか?

ネットのネタの為?

色々と事情があると思う


多くの場合、弾く為に購入しているのだと思う

少なくとも私はそういうイメージで楽器を選んでいるのだ

それ故に白い手袋をつけて触るようなギターは不用なのだ

”大事にできる道具・・”

という絶妙なバランスでギターやベースを選んでいるのだ

時に失敗や間違いもある

同じ過ちを繰り返さなければ良いと思う

失敗を恐れて、何もしない人がいる

常にネットで検索して納得してしまうタイプ

買ったつもりになってしまうのだ

youtubeを観て自分が弾いた気分に浸る

「言うほどイイ音じゃないね」

「値段ほどイイ音しないかも」

先にも述べたようにスマホやパソコンのスピーカーやイヤホン
で実際の楽器の質感や振動が感じられるだろうか?

私がレスポールの重さを当ブログの記事で何度かお伝えしているが・・
未体験の方には半分も伝わっていな気がする

ギターに存在感を求めるようなタイプは重いほど萌える(燃える)という
考え方や感じ方は人それぞれだと思う

重量が軽いギターを薄っぺらいと感じる人もいると思う

その一方で軽さと弾き易さで目から鱗という場合もある

私は後者なのだ

購入から何日経過しただろうか?

僅かながら、成長や変化が感じられる

そもそも、まだ、一度も弦交換をしていない


指板にオイルも塗布していない

とにかく何も手を加えていないのだ

逆の表現をするならば良くできたギターだと思う

ネックが僅かに順反ったが許容範囲内だと思う

むしろ、少しネックが反っている方がテレキャスらしい

テレキャスは良い意味で雑なのだ

アコギにピックアップを付けたような感覚で弾くギターだと思う

車ならばマニュアル車という感じ

弾き手の技量とセンスが如実に表れるギター

ストラトも難しいギターではあるが・・

テレキャスも別方向のベクトルで難易度が高い

最良のセッティングを決めるのはかなり難しそう

そう思えば、六連のサドルは弾き手に優しいギターだといえる

テレキャスを手にするとオクターブなどどうでも良い気持ちになってくる

実際、ペイジ師匠の若い頃のライブ映像などでもピッチが狂っている

分かっているのだろうが・・

むしろ、会場の熱気やテンションの方がそれを上回っているように感じる

ギターやロックの生々しさを感じる

私の知り合いにも作曲を趣味にしているおじさんがいるが・・

ミステイクを何度も録り直したりしているようだ

それがDAWの強みだが・・

ライブ感やリアルさが薄れるというデメリットも併せ持っている

切り貼りしたギターの音には勢いがない

失敗や微妙なピッチのズレ、ノイズもギターの音の内だと感じるべき

近年の私は良い意味で雑になった

特に音源を作る際などにミスが気にならなくなった

脳が麻痺しているのではないのだ

ギター弾きとして寛大になったと解釈している

今回のテレキャスの購入がさらにその傾向に拍車をかけているように感じる

あるプロが言っていた

「先輩から言われた言葉なんだけど」

「ギター弾きはテレキャスに戻るって」

「最近はテレキャスしか弾いてないよ」



テレキャスとストラトを交互に弾くと進化を感じる

どちらが良い悪いではないのだ

進化の方向性と意味が感じられる

アルダー材とアッシュ材という材の違いを耳と指で感じる

至福の時間なのだ

スケールが揃っているとうう部分は意外に軽視できない

そもそも、ストラトとレスポールの比較はナンセンスなのだ

他の人はどう考えているかは知らないが・・

私は常に別物という感覚で弾き分けていた

一方、フェンダー家族のテレキャスとストラトには同じ匂いを感じる

同じようなギターではない

似て非なるギターではないが・・

同じ血液が流れているような感覚なのだ

ベースにも同じことがいえる

フェンダー発のベースは相通じる部分があるのだ

過去に別のメーカーのベースを何本か購入した

知人のベースなども弾いたことがある

どんな年代のギターでもベースでもフェンダーの匂いを感じる

廉価なスクワイヤーのテレキャスでさえその確固たるDNAが感じられる

ギター人生の後期でフェンダーの魅力に出会えたことは良かった

機会があれば、もう一本くらい良さげなギターを買いそうな勢いなのだ

良い出会いがあれば・・

可能ならば100万円くらいの予算を用意したい

夢を見ることも大事なのだ😉 


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レスポールを手放して分かった事?

2020年08月23日 | 楽器
読者のみなさん こんにちは


相変わらず暑い日が続くがあと数日の辛抱ということらしい

本日は心なしかエアコンも軽やかに動いている気がする



ギターのピックガードが歪む夏・・・


初めての経験なのだ

去年も暑かったが今年はさらにその上をいく

来年はどうなってしまうのか?

留守にしているときの室内の過酷さを物語る

熱中症で搬送される人が急増しているようだが・・

主な原因はエアコンの未使用だという

壊れているにではない

故意に使わないことが原因だという

薄いピックガードが変形するほどの暑さの中で・・・

想像しただけで恐ろしくなる

高価なギターを販売しているショップでは
24時間エアコンを回しているという

冬場はエアコンと加湿器の同時使用でギターを管理しているようだ

守るべきは塗装部分なのだ

特にアコギ系の極薄の塗装は温度や湿度に弱い

ラッカー塗装以外にも色々とあるので調べてみていただきたい

先日、テレキャスのヘッドの首の部分をチェックした

少しざらついているのだ

要するにラッカー塗装が熱でダメージを受けているのだ

ギタースタンドのクッション材と触れる部分

ハードケースの内張がギターの塗装に貼りつくこともあるという

一番の対策は定期的にギターを取りだし、弾くことなのだ

そんなこんなでギタースタンドのネック部分にハンカチのような布を巻いた

問題のざらついた部分はケミカルで処理したのだ

表面の部分だけだったので問題はなかった

ドラゴンテレキャスのラッカーは極薄仕様のようだ

面白いことに同じ環境下にも関わらずポリ塗装のストラトとジャズベ
は何事も無かったかのようにツルツルなのだ

ラッカー塗装とポリ塗装は一長一短なのだ

自分の好みや使用環境で選んでみるのも良いと思う

因みにギブソン系のギターはオールラッカー

廉価のコピー系レスポールタイプはポリ塗装という場合が多い


記事のタイトルにもあるが・・・

レスポールを手放して分かったことがある

もっと突っ込んで言うならば、買って分かったことがある


レスポールは軽い個体を選ぶべし!

完全ソリッドに惹かれて激重の個体を買ったが・・

結果として重量のバランスが悪かった

立って弾く時には肩にストラップが食い込み、腰が辛い

座って弾く時にはボディ側がやたらに下がる

重力には逆らえないのだ

気にならない人も多いと思うが・・

私はストレスに感じられた

所謂、『穴あきレスポール』は理に敵っているのだ

レスポールの理想の重量は4㎏未満

中空にすることでそれを実現しているのだ

ソリッドのボディと弾き比べれば僅かに違い(箱鳴り?)
を感じるが・・

初めてレスポールを弾いた人や単体で弾いた場合には違和感は皆無

長年に渡りレスポールを世に送り出してきたメーカーの発想なのだ

その辺りのさじ加減は絶妙なのだ

理想は完全ソリッドで軽量

そんな材はすべてカスタムショップ行きなのだ

お金に余裕がある人は迷わず高価なギターを買えば良いと思う

ギター的エンゲル係数・・

家計に占めるギターの出費バランスなのだ

私が以前から欲しいと思っているスニーカー・・




三万円超え!

お金持ちには微々たる金額だと思う

私も無理をすれば買えるが・・

スニーカーにこの金額にモヤモヤとした違和感を感じるのだ

三万円のギターは躊躇なく買えるが・・

靴は買えないという不思議な感覚

ドラゴンテレキャスも廉価なギターからみれば安くはない買い物


しかしながら、USA製のギターから見ればお安い価格となる

要するに価値基準が何処にあるか?

ということに尽きる

500万円も出せば、かなり満足度が高い車が買えるが・・

その何倍も出して高級車に乗っている人も多い

特に都内を走っていると経済観念や経済感覚の違いに驚かされる

私は買い物をするときには必ず理由と目的を明確にするのだ

こうすることで意外にお金が出しやすい

二本のギターを並べてみた

その価格差は約8倍!


ドラゴンに8倍の価値と意味を感じることが出来るか?

これは個々人の感覚の違いなのだ

レスポールなどでは場合によると桁が違ってくる

0が一つ増えるのだ

廉価のレスポールをお使いの方は本物に憧れると思うが・・

弾き易さではむしろ廉価のレスポールタイプの方が上

ネックも薄く、ボディも軽い

正直な話、本物とはほど遠い部分も多いが・・

ギターとしては完成しているように感じる

廉価のレスポールタイプがダメか?

振り返れば、決して悪くない気がするのだ

弾き手に優しいギターなのだ

ボディの角なども良い意味で丸めてあるのだ

テレキャスは意外に馴染むのだ

理由は軽さとボディの角の形状


弾き難い理由がコンターやエルボーではない事に気づいたのだ

アコギなどと比較すれば、ソリッドのテレキャスは薄く弾き易い


フェンダーの設計と発想に脱帽なのだ


テレキャスもストラトも最初期から大きく仕様を変更していない

車のワイパーとエレキギターは世紀の発明!なのだ

ワイパーを100年以上その形を変えていない

アナログの時代に発明された道具がデジタルの時代に残っている

この事実に改めて感動することも多い

50年前に偉大なるバンドが創り出した音に今更ながら感動しているのだ


それをお手軽に味わうことが出来ることにも感動しているのだ


高価なギターが悪いはずもないが・・

コスパに見合っているか?

という問いかけには微妙というギターも多々ある気がする

これも明確な判断基準はないが・・

自分にとってどうなのか?

という感じで視点を変えてみるのも良いと思う


一生付き合えるギター・・

価値がないならば、面倒臭い改造などしない



サドルのイモネジを交換する人は少ないと思う

普通の人はスルー、マニアの人はもっとディープな部分に拘る

私はちょうど中間くらいの位置づけだと思う

ルックスというよりは演奏面を重視する

弾き難いならば、即検討&改造なのだ

問題ないと分かれば、気持ちが落ち着くのだ



プラグ部分が短いストレートならば問題なく使える

テレキャス用のシールド探しは困難を極める

シールド部分においても選択肢が少ない

仮にプラグが適合したとしてもシールドの品質が
下がれば、本末転倒なのだ

良いシールドの良さを知った者は後戻りできない

ギターやピックアップには割と注目が集まるが・・

シールドを軽視する人が多いのも事実

先日、評判が良い激安シールドを買ってみた

技術の進歩に大いに期待していたが・・・

その思いは打ち砕かれた

安かろう悪かろう・・

基本的に製品の価格は品質と満足度に比例する

そこに好みや価値観も加わるのでさらに複雑になってくる

趣味の世界はディープなのだ

初心者にも上級者にもそれなりに拘りがあると思う

エフェクターひとつにしてみても私の好みが読者の皆さんの好み
と合致することはない


ピグノーズの惚れる人とそれを馬鹿にする人・・


そこの歩み寄りはないのだ

少し脱線したが・・

これからレスポールを買おうと思っている方は重量
に注目していただきたい




特に演奏をメインに考えている場合はことさら重要になってくる

ボディとネックの重量配分も大事だと思う


トータルでの重さだけでがないのだ

ネックの太さや厚みも大事になってくる

丸太のネックは覚悟が必要なのだ

そもそもが欧米サイズであることを肝に銘じておくべきなのだ

ストラトも実は大きい

一回り小さいマスタングを弾いたことがあるが・・

かなり弾き易いという記憶が蘇る


非常に当たり前のことを言うが・・

ギターは楽器なのだ

楽器は弾いて、奏でて楽しむものなのだ

演奏が苦痛やストレスであってはダメなのだ



ハム派か? シングル派か?




まぁ、何だろう・・

実際に買って、使ってみなければ分からない事も多いということ

私の演奏スタイルやここ最近の好みにおいてはレスポールが不用ということ

それが分かったのだ

ギターは弾いてこそ

弾いてナンボなのだ



廉価のテレキャスの使用頻度が一番高いのだ

気が付くと手が伸びていることも多い


それを事実として受け止めているのだ

欲しいギターと実際に使い易いギターは違うように感じる

使い勝手においてはボディやネックだけではない

ピックアップなどの音色面も軽視できない



私にとってはハムの音が不用だということが判明した

ロックは嫌いではない

要するに二音のパワーコードを刻むようなシーンが激減したのだ

作曲する際にもコードを鳴らすようなアレンジが多い

音抜けやバランスを考慮するとシングル系に至るのだ

太い音が欲しいならば、エフェクターなどで何とでも工夫できる

ましてやストラトのS-1スイッチも武器になる

今回のドラゴンテレキャスの太くロックな音色を背中を押した

ロックを奏でるにあたり、もはやレスポールは不用だと分かったのだ

まぁ、テレキャスを購入する前から断捨離は考えていたが・・

実際に購入したことでそれが確信に変わったのだ

レスポールを手放すことを前提にテレキャスの購入の話を進めていたのだ

レスポール好きの方にはアレだが・・・

そこに後悔は皆無なのだ

レスポールは今でも好きなギターであることに違いはない

エレキの王道であることに間違いはない

しかしながら、私には合っていないということ

名前を挙げればキリがないが・・・

世界的なギタリストにフェンダー派が少なくない理由が何となく理解できる

フェンダーというブランドにも信頼感がある

現物を見ないで購入できる楽器はフェンダーだけ


すでに手放してしまったが・・・

フェンダーのジャズベも想像どおりのクオリティだった

間違いがないのだ

まぁ、レスポールと同様にメイプルの指板が自分には合っていない

という事実が良く分かったのだ

プチ散財で気づいたので良かったと思う

アッシュというボディ材は悪くない

今回購入したドラゴンもアッシュ材なのだ

低音と高音が抜ける材と言われている

それ故にベースの場合にはスラップ向き

テレキャスの場合には良い意味で低音域が豊かになる

それがペイジ師匠のツボにハマったのだと思う

選んだのは盟友ジェフベックなのだ

極めた者同士には相通じるものがあるのだと思う

天国への階段もテレキャスで弾いているのだ

あの歴史的リードフレーズもテレキャスの音

しかもマーシャルではない

小さなコンボアンプの音なのだ

12弦の音もフェンダーのストラトタイプのギターで弾いているのだ

ギブソンのダブルネックではないのだ

一流のプロは見せ方を知っているのだ

後期のペイジ師匠はレコーディングでもレスポールとマーシャル
の組み合わせを積極的に採用した

明らかに音色が変化する時期があるのだ

大手のレーベルから離脱して独立した時期とも重なる

仮にペイジ師匠がテレキャスを使っていなければ

今でも我慢?しながらレスポールを弾いていたかもしれない




ペイジ師匠がテレキャスを弾いていた

という既成事実が私のようなファンにとっては大きなことなのだ

諸事情からドラゴンは役目を終えるが・・

ネックは取り外されて他のテレキャス(茶色い個体)の移植された

当時はネックの付け替えが普通に行われていたのだ

クラプトンもジェフベックもお気に入りのネックの引っ越しを頻繁に
行っていた時期があるのだ

ネックはハンドルのような物

手に馴染む部分なのだ

メーカーがコピーモデルを作る際に最も気を使う部分でもある

今回、ドラゴンを作るにあたり、ペイジ師匠が拘った部分は
ネックの形状とピックアップの性能

かなり踏み込んだ意見を発したと聞いている

それを価格を含めて馴染ませるのがメーカーの腕の見せ所

高額な価格帯では買える層が限定されてしまう

そこそこの価格帯で使い易く品質が高いギターをリリースする
それがメーカーの課せられた使命なのだ

個々のギターに目が向きがちだが・・

トータルとしてメーカーがどんな仕事(プロジェクト)をしてきたか?
に目を向けてみると楽しいと思う

繰り返しになるが・・

私はフェンダーというブランドに絶大なる信頼を寄せているのだ

スクワイヤーも然り・・


廉価なれど、ブランドロゴが誇らしい

テレキャスにはエスクワイヤーと呼ばれていた時期がある

ピックアップが一基(リアのみ)のモデルが存在したのだ

スクワイヤーという名前はそこからイメージしているのだと思う

最近はスクワイヤーも上位機種を投入しているのだ

ブランドイメージの向上を狙っているだろうか?

スクワイヤーも現物を確認しなくても安心して買えるギターだと思う

音が良いとか悪いとか云々言うような価格帯ではない

ギターに求めるベクトルが明確ならば、ギター選びで迷わない

時に車のトランクの中に放置することもある

丈夫なのだ

黒テレは壊れることなく元気に頑張っているのだ

丈夫でタフだという点もギターの性能だと思えるようになってきた

「もう少し高いギターを買う?」

時にそんなことをチラッと考えることもあるが・・・

私の用途ではこれで十分なのだ

涼しくなれば、公園散歩(公園録音?)なども復活させる予定なのだ

ギターを背負って自転車で出かけるのも楽しそう

ちょっとした簡易セッションなどでも使い易い


アームレスでタフなギター・・

も私のギターライフには欠かせない一本なのだ

運搬という意味でも軽さは武器になる

フェンダー系ギターのタフさはその構造にもある

ネックとヘッドが一直線

仮に倒したとしてもダメージが小さい

フェンダーの創設者であるレオ・フェンダー氏はギターが弾けなかったという

むしろ、それが良かったという関係者も少なくない

世界初のソリッドギターであるテレキャスはアコギから想像もできない
斬新なデザインで登場したのだ

レオ氏がギター弾きならば、レスポールに似たようなルックスだった気がする

知らないという強みなのだ

レオ氏は電気系の技術者なのだ

その発想の多くは合理性の上に成り立っているのだ

つまり、ギターを道具として捉える人にとってはマッチする

ボディとネックをボルトで接合する発想は当時は馬鹿にされたらしい

現在は一つの方法として確立されているのだ

ストラトやテレキャスにおいては製造という部分を超えた何かを感じる

確実に音色に影響を与えていることは事実なのだ

プロの中には季節や状況に応じてネジの締め込み量を調整する人もいるようだ

ストラトマスターで知られる土屋氏もそんな匠の一人なのだ

フェンダーの奥深さに魅了された一人なのだ

レスポール好きな読者の皆さんには私の話がイマイチ
ピンと来ないと思う

それで良いと思うのだ

私もフェンダー系ギターの魅力に気づいたのは近年なのだ


ストラトの魅力を知る前に購入した無知なギター弾きなのだ

その難しさと奥深さに気づくまでに数年かかったのだ

ストラトという存在があってこそのテレキャスへの流れだと感じる

当然ながらその逆も然り


意外なことにレスポール弾きにとってもテレキャスは違和感がないという

弾き始めの音色などには違和感を感じるようだが・・

弾き心地には共通するものがあるという

音が気に入ればシームレスに乗り換えができると思う

面白いことにテレキャスからレスポールに移行する人は少ないように感じる

何故だろうか?

少なくとも私の周囲にはそういう人はいないのだ

プロでもあまり聞いたことがない

レスポールは良い意味で不器用なギターなのだ

そのツボにハマった人にとっては一生の相棒になる

逆に迷い彷徨う人にとってはかなり難しいギターだといえる

タップも苦肉の策なのだ

レスポールにシングル系の音を求めるならば

シングル系のギターでハム系の音(エフェクターなど)を求めた
方が良い結果が得られると思う

最近は太い音を特徴とした歪み系も多いようだ

私のレスポールはどんな人に手に渡ったのだろうか?

自分で言うのも何だが・・

かなりお得なギターだといえる(過去記事参照)

多数の改造箇所があるのだ

先にも述べたようにその重さに違和感を感じないならば良いギターだと思う

重量のバランスが悪いことを承知していたはずなのに・・

何で購入に至ったのだろうか?



理由はひとつ!

カッコいいからなのだ

レスポールはカッコいい!!

それだけは間違いない

手放した立場ながらも認めてしまう

眺めていたくなるギター・・


私はこの歴史的な酷暑と共にレスポール弾きであったことを忘れない

「メチャクチャ暑い夏にレスポールを売ったんだよね」

「それでさ このテレキャスを買ったんだよね・・・」

ギターは無いがムック本があるのだ


私がレスポールに戻ることはあり得ないが・・

レスポールの記憶が無くなることもあり得ない

夏の思い出なのだ😉 











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