都からお伊勢参りをする道の途中に長谷寺があります。
長谷寺は建立当時、東大寺の末寺だったそうです。
梅原猛さんの本を読んでいたら、長谷寺の由来が目に留まりました。
東大寺好きの私が、長谷寺に魅力を感じるのはそのせいだったのかもしれません。
あたりに宿る空気が似ているのです。
他人の感情に左右されることなく自分の感性と向き合うことは、自分を成り立たせていくために一番大事なことです。感性と向き合うと、見えているものだけに翻弄されず、「眼」からだけでなく、他の五感から見えてくるものが倍増します。
時代に翻弄され、寺の宗派が変わっても、その土地に宿るもの、建物に沁み込んだ祈りの蓄積は時代とともに厚みを増していくように思います。
長谷寺の下を流れる初瀬川は、いにしえびとが好んで慈愛をこめ、歌を詠みました。
「源氏物語の玉葛」、あのドラマティックなお話に益々深みが加わります。
右近「ふたもとの杉のたちどをたずねれば ふるかわのべに 君をみましや 嬉しき瀬にも」
玉葛「初瀬川 はやくのことは知らねども 今日の逢瀬に身さえなかれぬ」
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長谷寺は建立当時、東大寺の末寺だったそうです。
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あたりに宿る空気が似ているのです。
他人の感情に左右されることなく自分の感性と向き合うことは、自分を成り立たせていくために一番大事なことです。感性と向き合うと、見えているものだけに翻弄されず、「眼」からだけでなく、他の五感から見えてくるものが倍増します。
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長谷寺の下を流れる初瀬川は、いにしえびとが好んで慈愛をこめ、歌を詠みました。
「源氏物語の玉葛」、あのドラマティックなお話に益々深みが加わります。
右近「ふたもとの杉のたちどをたずねれば ふるかわのべに 君をみましや 嬉しき瀬にも」
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