五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

通路ギャラリー経過観察

2013年01月24日 | 第1章 意識と知覚
江戸表具を愛する会が始まってから本日で13日目です。2月9日搬出なので、まだ中盤というところでしょうか。

歌舞伎座も建設中ですし、築地市場へも一時の外国人の観光ブームも下火になっているのか、銀座三越から東銀座までの地下通路はビジネスマンが目立ちます。

昨日は、展覧会の案内がてら通行する人の観察を楽しみました。

確かにビジネスマンは多いのですが、案外、立ち止ってじっくり見てくださる方も多いようです。

立ち止まって見てくださる方は、地元の居住者らしき方々です。私自身、乃木坂に住んでいたこともあり、江戸っ子の家に嫁いだという環境のおかげで、何となく江戸人の雰囲気はその人の醸し出す雰囲気で判断できます。

とても懐かしい気分になりました。

江戸に三代住めば江戸っ子だと云われていますが、銀座の空気は、やはり江戸っ子の素地から成り立っているんだな~~、とちょっぴり嬉しい気分になりました。

義母の山の手言葉が懐かしく響いてくるのを感じました。
絶対に真似のできないカツゼツと抑揚です。

通路のギャラリーの公共的な発表は、出品者への反応が伝わりにくい現実がありますが、見て楽しんでくださる方が多くいらっしゃることが解り、同時に江戸情緒を感じることができることに嬉しく思いました。

歌舞伎座のオープンまでもう少しです。

お江戸の雰囲気を「江戸表具を愛する会が繋いでいる」というような自負もあってもいいかな。。。と、呑気な喜びを感じております。


告知:
「江戸表具を愛する会」本日から地下鉄銀座線「銀座駅」近くの地下通路で開催中。

銀座三越の地下から東銀座にかけての地下通路のショーウィンドーです。
作家の常駐はありません。作品のみの展示です。

期間:2013年1月13日から2月9日まで、銀座プロムナードギャラリー(銀座三越下~東銀座までの地下通路・歌舞伎座の手前)

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