五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

どうなふうに扱われたい?

2013年01月22日 | 第2章 五感と体感
明らかに私の他者に対する気遣いと、相手が望んでいる気遣われ方が違う事は、多々あることです。

逆に、私が他者に気遣われたい事とにギャップが生じ、ストレス溜まることも多々あることです。

親子関係、夫婦や恋人との関係、先生と生徒の関係、職場の人間関係、取引先との交渉等

人が生きていくためには、誰とも関わらずに生活するというのは不可能なことです。

「私は私」であることは、言葉の上では充分解っているつもりですが、案外「私は一人の人間である」ということを意識に上げていないこともありがちな話だと思います。

自分が他者と関わる時、自分の関わり方を考える前に「私が相手に望んでいる自分への関わり方」を思い巡らしてみると良いかもしれません。

私が相手に臨んでいる自分への関わり方は、私がどんなふうに他者から扱われたいか、そして、どのように他者から大切にされたいか?、そして、自分の生育史上の人との関わり方、育ってきた環境に深く繋がっていることに気付くことがあったとしたら、もしかしたら自分が相手に望んでいる関わり方が、自分の思いを満たすための叶わぬ欲求に過ぎないことにも気付くことがあるかもしれません。

私はどんなふうに他者から扱われたいか?

どんな風に関わってほしいのか?

それが、自分の防衛機制とどのような繋がりがあるか…?

できることなら、私と他者との関係が、浸透圧でありたいと思う事が度々あります。最初から上手くいくはずはありません。でも、私の歩み寄りが、囚われることなく自由自在であれば、その歩み寄りは相手に伝わるはずだと、信じています。

「私が他者に望むことを考えた時に、私がどのように変われるか。」ということも同時に考えられるような余裕を持っていたいものです。


告知:
「江戸表具を愛する会」本日から地下鉄銀座線「銀座駅」近くの地下通路で開催中。

銀座三越の地下から東銀座にかけての地下通路のショーウィンドーです。
作家の常駐はありません。作品のみの展示です。

期間:2013年1月13日から2月9日まで、銀座プロムナードギャラリー(銀座三越下~東銀座までの地下通路・歌舞伎座の手前)

クリック応援お願いします♪「生き甲斐の心理学/五感で観る」
人気blogランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする