五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

立春の腰越

2014年02月05日 | 第2章 五感と体感
春が立つ。

昨日は立春でした。
立春と上手く重なり、鎌倉腰越の勉強会9年目がいよいよ始まりました。
最初の3年は近くに住む方々を対象に行っていましたが、江の島と富士山を望むことのできる素敵な環境で内輪だけの勉強会は勿体無いということになり勉強仲間を募り、今に至っています。
K邸の御主人に心から感謝です。

表装を仕立てている身にとって、このK邸で自作の掛け軸を掛けさせていただくことが大きな喜びでもあり、表装を通じての出会いも自然と訪れます。

鎌倉は、北条家と源頼朝、そして少し離れた腰越あたりになると、義経が頼朝に鎌倉入りを懇願した腰越状を書いた万福寺があり、日蓮上人が鎌倉から追われ捉えられ、江の島の袂にある龍口寺で首を切られる寸前に雷が落ち、危うく難を逃れた所でもあります。

その腰越を抜けると藤沢です。藤沢と鎌倉の境を流れているのが境川。

この境川の流域には上記日蓮伝説の由来で龍の付く寺が多いそうです。相模湾に注ぐ河口にあるため、龍口寺ということのようです。

打たれた義経の首が流れ付くのも境川流域ということで、義経の首塚の近くには義経を祀る白旗神社もあります。

権力者に追われた義経や日蓮に愛着を感じ、思索をするには鎌倉の街から少し外れたほうが客観的にもなり面白さを感じます。

昨日は9年目第一回目の勉強会が終わり、外に出ると雪がチラチラと舞っていました。
横浜よりも少し暖かさを感ずる腰越の梅を愛でながらの春の雪。

勉強会ではありましたが、一カ月の爆走に束の間の休息を頂きました。

☆☆

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