五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

早々にお花見してつらつら思う

2018年03月23日 | 第2章 五感と体感

市谷の桜


銀座プロムナードギャラリーから繋がる銀座シックスへの通路::::

早々にお花見してツラツラ思う           2018年3月23日

銀座プロムナードギャラリーでの江戸表具を愛する会も期間の中盤となりました。見てくださった皆様、ありがとうございます。

昨日は、江戸表具を愛する会を案内がてら、四ツ谷で諸々の用事を済ませ、法政大学の能楽研究所にて展示中の能の型付けや道具の展示会を拝見、市谷の山脇ギャラリーでの作品展に出品している奄美出身のシスターHさんのお兄様に会い、日が暮れる寸前に銀座に辿り着き、銀座シックスでお茶会し、日比谷で観劇し、東宝の横のできたてほやほやの日比谷ミッドタウンの地下道を歩き、朝から晩まで脳みそに刺激が与えられました。
久しぶりに、舞囃子から解放され、いや、まだ解放されてはいませんが、常に脳に張り付いている執着から一旦離れる事ができました。

法政大学能楽研究所展示室で公開中の昭和初期の能楽・金剛流の仕舞の型の説明冊子や、各流派の囃子の譜や舞いの動線を説明した図も大変勉強になりました。
猩々の舞台に使用した「飲めども汲めども尽かないナミナミと酒の入った壺」
に工夫されたユーモアも感じ、豊臣秀吉のための舞台についての申し合わせ書は、命のかかった緊張感が伝わり、興味が益々深まりました。
能の舞台は果てしなく面白く、自分が能楽に触れる人生を選択してきたことに花丸を贈りたいと思うのでした。
そんなことを思いながら、飯田橋から市谷の外堀を歩き、咲き始めた桜を愛でて一足早いお花見ができました。
都内の街は、どんどんと大きなビルが建ち、風情が単一になってきましたが、いつもと違う高さや角度で今まで見慣れていた街を観る事が、最近の楽しみになっている事は確かです。
変化していく街も、変化していく舞台も、時の流れの中に在ることにすぎません。でも、それに関わりながら生きていくからこそ、人は生き甲斐や楽しみを感ずるのかもしれません。

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