待降節の修道院 2017年12月4日
クリスマスの4週間前から待降節が始まります。
11月末の週末から待降節に入り、皆さんお馴染みのクリスマスを迎えます。
イエスキリストの誕生日と称して、世界中の人々が祭ることになろうとは、二千年前十字架にかけられたイエスは想像していたかしら?と、思いつつ、週末土曜日は仕事で某修道院に行きました。どこよりも飾りが無く、いつもと変わらぬ設えに、なんとなくほっとした心持になりました。日曜日は将来、両親や私の遺骨がお世話になる修道院の納骨堂をお参りに行きました。お天気も良く、真っ青な青空と銀杏の黄色が映えてコントラストが美しく、広い修道院の敷地をのんびりとお散歩しました。
いずれも、待降節らしい静けさに包まれていたおかげで、脳みそをクールダウンできました。
納骨堂 合葬の家
夜のイルミネーションが流行る昨今ですが、私は闇の明かりは細く伸びる炎が立つ蝋燭一本で充分です。
息を整え、静かに待ち望む心の内の楽しみが叶う喜びの感情を誰に伝えるわけでもなく、独り体感を飲み込むことのほうが、多少歳を重ねてきた私にとっての本質についているようにも思います。
高齢化したシスターが住まう修道院だからこそ味わうことの出来る空気感に、感謝しながら天を見上げ、満足な日曜日でした。
そういえば、石巻で不思議なご縁が繋がり、思いと現実がちゃんと繋がる経験をしました。
待降節だからこその奇跡だと思うと、心の中でニヤニヤしちゃいます。
世間の喧騒と裏腹に、しずかに自分と天が向き合うと色々な事が起こるようです。
クリスマスの奇跡を既にちゃっかり経験させていただいたので、小さな幸せを噛みしめて、年内の仕事を進めていきたいものです。
修道院に住まう猫。以前は「バルトロマイ・通称バルちゃん」という12使徒の名前の猫がいたのですが、この猫ちゃんは初めてお目にかかりました。
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