五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

私の感情

2013年10月07日 | 第2章 五感と体感
自分から湧き出している感情の種類を挙げようと思っても平素の生活でいちいち感情を意識化することはなかなかありません。

先週末は二泊三日の勉強会でした。
今回は泊まりがけの勉強会に参加した方が多かったため、家族でも友人でもなく自分自身のことに留まることを意識する訓練も兼ねていたように思います。

親であろうと子であろうと、自分以外は他者です。

他者である人の感情をまるで我がことのように感じている自分を感じることは、大きな気付きの一つとも云えますし、そこからが学びの始まりであるようにも思います。

私の感情なのか。
はたまた他者の感情を自分が我がことのように感じているのか。

その違いを意識化していくうちに、だんだんと自分自身の内に焦点が合っていくようです。

親であれば、我がことのように子を思う事は、愛情あればのことでしょう。

でも、その愛情が実は自分自身の愛の原型に深く繋がっていることに気付くと、ふと我に帰り腑に落ちる体感を得る事があるようです。

子でもなく、
伴侶でもなく、
親でもなく、
「私は」とすらりと云えることが出来る日がくるともっと心の自由が得られるかもしれません。

美味しい食事を頂き、語らう時間も楽しゅうございました。次回の二泊三日ワークショップは春先の琵琶湖です。

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