DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

チュー2世、初防衛戦が決定(WBOスーパーウェルター級:暫定王座)

2023年05月11日 05時33分08秒 | 世界ボクシング
6月18日、豪州で予定される試合です。
WBOスーパーウェルター級戦(暫定王座):
王者ティム チュー(豪)対 挑戦者カルロス オカンポ(メキシコ)

*2016年師走にプロデビューを果たしている元統一スーパーライト級王者コンスタンチン チュー(露/豪)の実子ティム。今年の3月12日、22戦目にして暫定ながらも世界の檜舞台に立ち、元世界王者トニー ハリソン(米)を破り世界のベルトを腰に巻くことに成功しました。

タイトル奪取と同時に戦績を22戦全勝(16KO)に伸ばしたチュー。早くも初防衛戦が決定しています。チューが対戦するのは、4団体統一王者ジャメール チャーロ(米)ではなく、これまでに暫定王座を含め2度の世界挑戦の経験を持つオカンポ。34勝(22KO)2敗(1KO負け)の戦績を持つ選手で、2敗は現3団体統一ウェルター級王者エロール スペンス(米)と前WBC暫定王者セバスチャン フンドラ(米)に喫したものです。オカンポも侮れない相手ではありますが、やはりチューがどのようなパフォーマンスを見せてくれるかに絞られる事になるでしょう。

試合まで一ヵ月ですが、どんな試合内容、そして結果が待っているのでしょうか!?チューモク(注目)です!
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カネロ、圧勝もライダーも奮闘(4団体スーパーミドル級)

2023年05月10日 05時11分07秒 | 世界ボクシング
先週末6日、メキシコで行われた試合結果です。
4団体統一スーパーミドル級戦:
4団体統一王者サウル アルバレス(メキシコ)判定3対0(120-107、118-109x2)WBO暫定王者ジョン ライダー(英)

*序盤から鼻と口から出血するなど、苦境に立たされ続けたライダー。5回には左右からのワンツーを受けダウンを喫してしまいました。その後も苦しい展開が続いた英国人でしたが、アルバレスのパンチを貰うたびに反撃を試み意地を見せ続けました。 結果は大差の判定でメキシカンの勝利を支持しましたが、ライダーの善戦も大いに光った好試合。カネロ(アルバレスのニックネーム。スペイン語でシナモンという意味で、アルバレスの赤茶の髪の毛の色を表しています)が2011年11月以来の母国での試合に勝利を収めると同時に、WBO内での王座統一にも成功しています。

下記は2023年5月10日現在のスーパーミドル級王者たちとなります。
WBA(スーパー):サウル アルバレス(メキシコ/防衛回数6)
WBA(レギュラー):デビット モレル(キューバ/5)
WBC:サウル アルバレス(メキシコ/5)
WBC(暫定):デビット べナビデス(米/1)
IBF:サウル アルバレス(メキシコ/2)
WBO:サウル アルバレス(メキシコ/3)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:空位
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意見番(05‐09‐23)

2023年05月09日 05時32分31秒 | ボクシングネタ、その他雑談

*この試合が行われてから早一ヵ月が経ちます。そろそろ同時期に実戦を行った選手たちの、次戦に向けての動きが始まる事でしょう。

Photo: Amazon.co.jp

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あの試合から30年(WBCミドル級ほか:1993年5月8日)

2023年05月08日 05時44分33秒 | ボクシングネタ、その他雑談

今から30年前の1993年5月8日、米国ネバダ州ラスベガスで行われた試合結果です。
WBCミドル級戦:
挑戦者ジェラルド マクラレン(米)TKO5回2分9秒 王者ジュリアン ジャクソン(バージン諸島)

3つの世界戦を含め、数名の著名選手たちが出場したこの興行。その中で一番面白かったのが、稀代の強打者対決となったこのミドル級戦でした。すでに2階級制覇を達成していたジャクソンの戦績は46勝(44KO)1敗!まだまだマイナー団体だったWBO王座を返上し、主要団体のタイトルに挑戦してきたマクラレンの戦績は27勝(25KO)2敗!二人合わせて73の白星を築き、その内KO/TKO勝利が69。数字だけ見ても驚異的ですが、両者ともその数字に見合うだけの本物の強打者でした。

   

(超強打者同士の打ち合い、ペース争いが繰り広げた一戦)/ Photo: Youtube + Queensberry Rules

ジャクソン、マクラレン共にお互いの強打にビビる事なく戦闘が開始されました。マクラレンが先手を取ったかと思えば、2回にはジャクソンがペースを奪回。両者が激しく主導権の奪い合いをしていきます。

3回、両者の頭が激突し、ジャクソンが鼻柱から出血するアクシデントに見舞われ、攻撃力も一時停滞してしまいます。しかし5回、お返しとばかりに2度のローブロー(低打)でマクラレンに膝をつかせたジャクソン。レフィリーからは「次のローブローで減点だ!」と勧告を受けてしまいます。

試合は一時中断の後再開されましたが、そこからローブローの被害者だったマクラレンが一気に試合を終わらせてしまいます。右から左のコンビネーションで豪快にダウンを奪ったマクラレン。ジャクソンはカウント内に立ち上がるも、再び米国人の強打にさらされ万事休す。マクラレンが緑のベルトへの鞍替えに成功すると同時に、KOキングとしての主役の地位もゲットしました。

3大世界戦の先陣を切って行われたこのミドル級戦ですが、その辺がアメリカらしいというのでしょうか、メインイベントではなかったため会場はまだまだ半分ぐらいの客入りでした。勿体ないと言えばそれまでですね。

WBCヘビー級戦:
王者レノックス ルイス(英)判定3対0(118-111、117-111、116-112)挑戦者トニー タッカー(米)

WBCスーパーライト級戦:
王者フリオ セサール チャベス(メキシコ)TKO6回45秒 挑戦者テレンス アリ(米)

*この興行が何とも贅沢なことだったか。KOパンチャー同士による世界ミドル級戦が3大世界戦のこけら落としとして行われ、ヘビー級王者に認定されたルイスの初防衛戦、当時の最強戦士チャベスの防衛戦が同時に開催されました。その他にもヘクター カマチョ(プエルトリコ)やメルドリック テーラー(米)など、当時を代表する元世界王者たちも出場しています。チャベスは去る2月末に、母国メキシコで13万7274(情報源によって若干の数字の違いがあります)もの観衆の前で防衛戦を行ったばかり。驚くなかれその試合、対グレグ ホーゲン(米)と今回のアリ戦の間に無冠戦を一試合こなしていました。まさに戦うチャンピオン!というか怪物ですね。

(左からルイス、チャベス、ジャクソンと、当時のスーパーチャンピオンたちがそろい踏み!)/ Photo: BoxRec

後に名王者の地位を手に入れたルイスですが、元王者タッカー相手に勝つのがやっと。チャベスもこのアリ戦あたりから衰えが見え始めました。本来ならルイスやチャベスが主役である筈だった今回の大興行。結果はマクラレンとジャクソンの勝利と言って間違いないでしょう。

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夏に再セット(2団体スーパーバンタム級ほか)

2023年05月07日 05時19分03秒 | 世界ボクシング

7月25日、東京・有明コロシアムで予定されている試合です。
2団体スーパーバンタム級戦:
WBC/WBO王者スティーブン フルトン(米)対 挑戦者井上 尚弥(大橋)

*本来なら現地時間の今日(5月7日)、横浜アリーナで行われる予定だった世界中が注目する大一番。しかし井上が拳を負傷してしまい延期となっていました。再スケジュールが発表されてから一月ほど経ちますが、改めて確認しておきます。2ヵ月半の延期となったこの一戦。両者がどのようなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか。今から楽しみです。

WBOフェザー級戦:
王者ロベイシー ラミレス(キューバ)対 挑戦者清水 聡(大橋)

*スーパーバンタム級に加え、注目の世界戦がもう一試合加わる事になった夏の大一番。2012年のロンドンと、2016年のリオデジャネイロの2大会で金メダルを獲得し、プロデビュー戦を黒星で飾った(!)ラミレスが、ロンドン五輪銅メダリストの清水の挑戦を受ける事になりました。アマチュアで輝かしいキャリアを築きながらも、プロでは伸び悩んでいる感のある選手同士の対戦となりました。

清水と同じくロンドン五輪に出場し、ミドル級で金メダルを獲得した村田 諒太(帝拳)は一月ほど前に現役からの引退を表明しました。すでに37歳となった清水が、初の世界戦でどのような意地を見せてくれるのか。この一戦もスーパーバンタム級戦同様、面白い試合になりそうです。

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今週末の試合予定

2023年05月06日 05時32分37秒 | 世界ボクシング

2023年5月第一週末の主な試合予定です(2023年5月6日から12日まで)。

6日 土曜日
後楽園ホール
WBOアジア太平洋ミニマム級戦:
王者小林 豪己(真正)対 挑戦者ロスラン エコ(比)

WBOアジア太平洋ライトフライ級戦(王座決定戦):
山中 竜也(真正)対 安藤 教祐(KG大和)

メキシコ
4団体統一スーパーミドル級戦:
4団体統一王者サウル アルバレス(メキシコ)対 WBO暫定王者ジョン ライダー(英)

WBCフライ級戦:
王者フリオ セサール マルティネス(メキシコ)対 挑戦者ロナル バティスタ(パナマ)

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日本国内スーパーミドル級戦実現へ!?(色々:05‐05‐23)

2023年05月05日 05時36分17秒 | 世界ボクシング

最近(2023年5月5日ごろ)のニュースです。

1)日本ヘビー級王者但馬 ブランドン ミツロ(KWorld3)が6月10日、エディオンアリーナ大阪のリングでプロ6戦目の試合を行います。対戦相手は未定ですが、無冠戦8回戦に出場するようです。

2)同じリングではこれまでに日本スーパーウェルター級、OPBF(東洋太平洋)スーパーウェルター級、WBOアジア太平洋ミドル級、OPBFミドル級王座を獲得してきた野中 悠樹(渥美)も登場。元OPBF帝尊 康輝(一力)と日本国内スーパーミドル級王座を賭け対戦します。

現在の日本国内ランキングを見てみると、スーパーミドル級にランクインしているのは野中と帝尊のみ。わざわざタイトルを新設する必要はあるのでしょうか?同級ではOPBFとWBOアジア太平洋王座が空位となっており、そのどちらかの王座決定戦にした方が現実味がある気がします。

3)IBFフライ級王者サニー エドワーズ(英)が来月10日、チリ出身のアンドレス カンポスを相手に保持する王座の4度目の防衛戦を行います。エドワーズの戦績が19戦全勝(4KO)でKO率は21.05パーセントなら、カンポスのそれは15戦全勝(4KO)で26.67パーセントのKO率。両者、中々やりますね。

4)リアム スミスとクリス ユーバンクによる英国のミドル級のライバルによる再戦が6月17日に行われます。1月に対戦している両選手。その時はスミスが4回TKO勝利を収めています。

5)元WBOヘビー級王者ジョセフ パーカー(ニュージーランド)が今月24日、豪州のリングでファイガ オペル(豪)と現在空位の英連邦王座を賭け対戦します。この試合パーカーにとり、初の豪州での試合となるようです。

6)去る2月にWBOアジア太平洋スーパーバンタム級王座を獲得し、OPBF(東洋太平洋)バンタム級王座に続いて自身2つ目のタイトルを獲得した中嶋 一輝(大橋)。来月末29日に、元IBF王者TJ ドヘニー(豪)を迎え王座の初防衛戦を行います。

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コルディナ、一進一退の攻防を制し王座に返り咲き(IBFスーパーフェザー級)

2023年05月04日 05時48分32秒 | 世界ボクシング

先月22日、英国で行われた試合結果です。
IBFスーパーフェザー級戦:
挑戦者ジョー コルディナ(英)判定2対1(115-112、114-113、111-116)王者シャフカッツ ラヒモフ(タジキスタン)

*昨年6月、見事の右で尾川 賢一(帝拳)を沈め、IBFスーパーフェザー級王座を獲得したコルディナ。しかし自身の負傷により、IBFの規定のため王座を剥奪されてしまいました。その後、ラヒモフがその王座を獲得。今回、コルディナの挑戦を受ける事になりました。

サウスポー(左構え)のラヒモフが前進し、コルディナが迎え撃つという展開がフルラウンドに渡り行われた一戦。2回、コルディナが見事な右フックでダウンを奪います。尾川を仕留めた右に劣らないパンチを放った英国人ですが、ラヒモフもそこから驚異的な粘りを見せ反撃に転じます。5回、今度はタジキスタン人の右でコルディナが大ピンチに。その後も一進一退の攻防が続きましたが、随所により明確なクリーンヒットを当て続けたコルディナに軍配が上がる結果に。英国人が定位置に復帰しています。

コルディナ、ラヒモフ、そして尾川と実力に大差はありません。まずは一ヵ月前にリング復帰を果たしている尾川とコルディナの再戦を見てみたいものです。

目まぐるしく王座が移動している最近のスーパーフェザー級戦線。下記は2023年5月4日現在の、同級の王者たちとなります。

WBA:ルイス ガルシア(ドミニカ/0)
WBC:オシャキー フォスター(米/0)
IBF:ジョー コルディナ(英/0)
WBO:エマヌエル ナバレッテ(メキシコ/0)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:力石 政法(緑/0)
日本:原 優奈(真正/0)

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4人の新王者が誕生(日本国内タイトル戦x4)

2023年05月03日 05時55分45秒 | 日本ボクシング

先月26日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本ライト級戦:
挑戦者仲里 周磨(オキナワ)KO3回1分40秒 王者鈴木 雅弘(角海老宝石)

*日本タイトル戦3連勝(3KO/TKO)と波に乗る鈴木が、2度目の王座挑戦となる仲里と対戦。初回から挑戦者が主導権を握る予想外の展開に。迎えた3回、仲里が右一発で鈴木をキャンバスに送りそのままテンカウント。仲里が激闘を制し、日本の頂点に立つことに成功しました。

世界トップ戦線では、実力者同士の対戦が実現、又は予定されているライト級戦線。日本同級戦線でも、吉野 修一郎(三迫)と三代 大訓(横浜光)の第一人者たちが立て続けに黒星を喫し、大きな動きが見られています。下記は2023年5月3日現在のライト級の王者たちとなります。

WBA(スーパー):デビン ヘイニー(米/防衛回数1)
WBA(レギュラー):ジャルボンテ デービス(米/4)
WBC:デビン ヘイニー(米/6)
IBF:デビン ヘイニー(米/1)
WBO:デビン ヘイニー(米/1)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:空位
日本:仲里 周磨(オキナワ/0)

 

日本ウェルター級戦(王座決定戦):
坂井 祥紀(横浜光)TKO2回2分 重田 裕紀(ワタナベ)

*40戦以上のキャリアの多くを、メキシコや米国で費やしてきた坂井。2020年夏以降、本拠地を日本に移しています。その短い日本でのキャリアで今回が3度目のタイトル戦出場となった坂井ですが、2回に連打をまとめて一気にストップ勝利。戦績を27勝(15KO)13敗(ゼロKO負け)3引き分けにすると同時に、自身初の王座奪取に成功しています。

2023年5月3日現在の、ウェルター級のタイトル保持者たちは下記のようになります。

WBA(スーパー):エロール スペンス(米/防衛回数0)
WBA(レギュラー):エイマンタス スタニオニス(リトアニア/0)
WBC:エロール スペンス(米/2)
IBF:エロール スペンス(米/6)
IBF(暫定):ジャロン エニス(米/0)
WBO:テレンス クロフォード(米/6)
OPBF(東洋太平洋):豊嶋 亮太(帝拳/2)
WBOアジア太平洋:佐々木 尽(八王子中屋/1)
日本:坂井 祥紀(横浜光/0)

 

日本スーパーライト級戦(王座決定戦):
藤田 炎村(三迫)KO2回3分8秒 アオキ クリスチャーノ(角海老宝石)

*打ち合い好きな選手同士の対戦。2回終了間際、藤田が右一発でキャリアで大きく上回るアオキをKO。平岡 アンディ(大橋)の後釜に就きました。

この試合が終わった2023年5月3日時点での、スーパーライト級の王者たちの顔ぶれを確認しておきましょう。

WBA:アルベルト プエジョ(ドミニカ/防衛回数0)
WBC:レジス プログレイス(米/0)
IBF:スブリエル マティアス(プエルトリコ/0)
WBO:ジョシュ テーラー(英/1)
OPBF(東洋太平洋):永田 大士(三迫/0)
WBOアジア太平洋:平岡 アンディ(大橋/4)
日本:藤田 炎村(三迫/0)

 

日本ミニマム級戦(王座決定戦):
高田 勇仁(ライオンズ)TKO6回2分59秒 長谷部 守里(三迫)

*一時は2つの引き分けを挟んで、7戦もの間白星から見放されていた高田。7年間に行ったデビュー3戦目でTKO負けを喫したライバルとの一進一退の攻防を制し空位だった日本王座獲得に成功。この試合後の戦績が11勝(6KO)8敗(4KO負け)3引き分けと、勝率を5分にしています。

下記は2023年5月3日現在のミニマム王者たちの顔ぶれとなります。

WBA(スーパー):ノックアウト CP フレッシュマート(タイ/防衛回数15)
WBA(レギュラー):エリック ロサ(ドミニカ/1)
WBC:パヤン プラダブスリ(タイ/3)
WBC(暫定):重岡 優大(ワタナベ/0)
IBF:ダニエル バジャダレス(メキシコ/1)
IBF(暫定):重岡 銀次郎(ワタナベ/0)
WBO:メルビン ジェルサェム(比/0)
OPBF(東洋太平洋):空位
WBOアジア太平洋:小林 豪己(真正/0)
日本:高田 勇仁(ライオンズ/0)

*今回、4つもの日本国内タイトル戦が同一興行で行われ、すべての試合がKO/TKO決着という、関係者とファンの双方にとり嬉しい結末でした。年始には、スーパーミドル級、ライトヘビー級、クルーザー級を除く14階級のうち、8階級もの王座が空位だった日本国内タイトル。今回の興行後、2階級以外は王座を埋める事になりました。今回の興行を機に、同タイトル戦がどんどんと盛り上がっていってもらいたいものです。

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2代目が誕生(WBCブリッジャー級)

2023年05月02日 05時36分17秒 | 世界ボクシング

先月22日、ポーランドで行われた試合結果です。
WBCブリッジャー級戦(王座決定戦):
ルカス ロザンスキ(ポーランド)TKO初回2分10秒 アレン バビッチ(クロアチア)

*WBCのみが認定している18番目の階級で行われた2代目の王者決定戦。筋肉質の体をしたガチガチ・ファイター同士の一戦は、僅か130秒で決着がついています。この短い時間のみで判断するのは軽率ですが、両選手とも本物のボクシングの世界戦に出場できるような実力を備えているようには見て取れませんでした。

ロザンスキは100.7キロ/222ポンド、バビッチは 95.2キロ/210ポンドで今回の試合に臨みました。ちなみに3団体統一ヘビー級王者オレクサンデル ウシク(ウクライナ)は100.2キロ/221ポンドでアンソニー ジョシュア(英)との2連戦を行っています。ブリッジャー級の一つ下の階級であるクルーザー級のリミットは90.7キロ/200ポンドとなります。

この一戦は試合終了後も、BoxRecでは「12回戦」とのみ表示されています。早い話、WBC以外はこの階級の存在すら認めていないという事。要はいつ、同団体がこの階級を廃止するかでしょう。

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