最近(2023年5月19日ごろ)のニュースです。
1)現地時間の明日20日(日本時間だと明後日)、米国ネバダ州ラスベガスで行われる予定のデビン ヘイニー(米)とワシル ロマチェンコ(ウクライナ)による統一ライト級戦。試合前の掛け率では、日によって若干の変動がありますが、3対1で王者ヘイニーが有利という予想が出ているようです。ここ数年、衰えが顕著と言われているロマチェンコですが、上昇気流に乗っているヘイニーとは言え、ロマチェンコ相手にこれだけの数字を出すというのは大したものです。
2)今年の1月に、大阪のリングで豪快にWBOミニマム級王座を奪取したメルビン ジョルサエム(比)。今月27日に、米国でオスカー コラーゾ(プエルトリコ)を相手に初防衛戦を行う予定です。
3)これまでにIBFライトフライ級、IBFフライ級、WBOバンタム級王座を獲得してきたジョンリエル カシメロ(比)が先週末13日、2019年8月以来となる母国での試合に臨んでいます。スーパーバンタム級のWBOグローバル王座保持者フィリップ ンギーチュバ(ナミビア)と対戦したカシメロは、一進一退の攻防の末判定勝利。同時にナミビア人が保持していた王座獲得に成功しています。
4)同じ興行に、日本重量級の牽引車井上 岳志(ワールドスポーツ)が登場。これまでの戦績が10戦全勝全KOのウェルジョン ミンドロ(比)を迎え、保持するWBOアジア太平洋スーパーウェルター級の防衛戦に臨みました。井上が優勢だったと思われた戦いでしたが、結果は井上から見て1対1(117-111、114-114、113-115)の引き分けとなっています。
5)OPBF(東洋太平洋)フライ級王者の桑原 拓(大橋)が7月11日、後楽園ホールのリングに登場。世界王座への挑戦経験もあるウラン トラハツ(中国)を相手に、保持する王座の初防衛戦を行います。
6)3月末に当時空位だったOPBFスーパーフェザー級王座を賭け対戦した森 武蔵(志成)と渡邉 卓也(Dragon Aoki)。その時は両者譲らず12回引き分けという結果で終わっています。この両者が6月24日、場所を東京都大田区総合体育館に移し、再び同じ王座を賭け対戦する事になりました。