最近(2023年5月17日ごろ)のニュースです。
1)本来なら3月1日にタイで行われていた筈だったWBAミニマム級内での王座統一戦、スーパー王者ノックアウト CP フレッシュマート(タイ)対レギュラー王者エリック ロサ(ドミニカ)の一戦。この試合はロサがタイへの入国を拒否されていたために予定通り行われませんでした。
現在の所、この一戦は7月15日に米国ネバダ州ラスベガスで行われるという情報があります。果たして今回は無事に試合開始のゴングを聞くことが出来るのでしょうか?
2)WBAミニマム級王座統一戦と同じ興行では、現在空位のIBFバンタム級王座決定戦を行われる予定です。この試合に出場するのは元王者エマニュエル ロドリゲス(プエルトリコ)とメルビン ロペス(ニカラグア)。
3)現在空位の日本国内スーパーバンタム級王座決定戦が6月29日、後楽園ホールで行われます。この王座は下町 俊貴(グリーンツダ)と大湾 硫斗(志成)により争われることになります。
4)昨年11月に世界王座に返り咲いたレジス プログレイス(米)が6月17日、リアム パロ(豪)を相手に保持するWBCスーパーライト級王座の初防衛戦を行います。
5)これまでにWBAミニマム、WBAライトフライ、IBFライトフライ、そしてマイナー団体IBOのミニマムとライトフライ級王座を獲得してきたヘッキー ブドラー(南ア)。現在は寺地 拳四郎(BMB)の保持する2つのタイトルの一つであるWBCライトフライ級の指名挑戦者として待機しています。このブドラーが今月6日、格下のタイ人ウィチェット センプラコーンを僅か43秒でKOしています。
6)寺地が保持しているもう一つのタイトルであるWBA王座の挑戦者決定戦が来月10日、アルゼンチンで行われます。この試合に出場するのは元WBAレギュラー王者カルロス カニザレス(ベネズエラ)と元WBA暫定王者ダニエル マテロン(キューバ)。この試合の勝者が、ブドラーと対戦し寺地への最終挑戦者を決めるというのが一番なんですがね、本当は。