DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

二人目のチュー2世、6連勝(スーパーウェルター級)

2023年05月25日 05時16分47秒 | 世界ボクシング

現地時間の昨夜(24日・水曜日)、豪州で行われた試合結果です。
スーパーウェルター級戦(6回戦):
ニキタ チュー(豪)TKO初回129秒 ベンジャミン ボンバー(豪)

*元統一スーパーライト級王者コンスタンチン チュー(露/豪)の次男坊で、暫定ながらもWBOスーパーウェルター級王座を獲得したティム チュー(豪)の実弟ニキタ。昨年3月に、兄と同じくスーパーウェルター級でプロデビュー。これまでに5連勝(4KO)を飾っています。

今回対戦したボンバーは、ニキタと同じようなプロキャリアの持ち主で、ここまでの戦績がニキタと全く同じの5戦全勝(4KO)。ニキタにとり、うってつけの相手ではないでしょうか。

実兄ティムより攻撃色が強いニキタですが、防御面に多少の不安があり、この日も試合開始早々からボンバーに右パンチをクリーンヒット許していました。しかしその攻撃力は本物で、右アッパーからのコンビネーションであっという間にレフィリーストップを呼び込むことに成功。兄ティムの落ち着いたボクシングとは対照的に、実父コンスタンチンのデビュー当初を彷彿させる攻撃的なボクシングが持ち味のようです。

戦績を6戦全勝(5KO)に伸ばしたニキタ。次戦からはもう一つ上のレベル(8回戦)での試合を見たいですね。ちなみにティムも6戦目では5回戦という変則的な試合に登場し、コンスタンチンは世界タイトルの挑戦を持つ相手を初回で粉砕しています。

ニキタが顔を出すのはまだ先の話になりますが、2023年5月25日現在のチュー兄弟が活躍するスーパーウェルター級のタイトル保持者たち顔ぶれを確認しておきましょう。

WBA:ジャーメル チャーロ(米/防衛回数2)
WBC:ジャーメル チャーロ(米/3)
WBC(暫定):ブライアン メンドサ(米/0)
IBF:ジャーメル チャーロ(米/2)
WBO:ジャーメル チャーロ(米/0)
WBO(暫定):ティム チュー(豪/0)
OPBF(東洋太平洋):井上 岳志(ワールドスポーツ/0)
WBOアジア太平洋:井上 岳志(ワールドスポーツ/1)
日本:出田 祐一(三迫/0)
日本(暫定):中島 玲(石田/0)

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