先月22日、ポーランドで行われた試合結果です。
WBCブリッジャー級戦(王座決定戦):
ルカス ロザンスキ(ポーランド)TKO初回2分10秒 アレン バビッチ(クロアチア)
*WBCのみが認定している18番目の階級で行われた2代目の王者決定戦。筋肉質の体をしたガチガチ・ファイター同士の一戦は、僅か130秒で決着がついています。この短い時間のみで判断するのは軽率ですが、両選手とも本物のボクシングの世界戦に出場できるような実力を備えているようには見て取れませんでした。
ロザンスキは100.7キロ/222ポンド、バビッチは 95.2キロ/210ポンドで今回の試合に臨みました。ちなみに3団体統一ヘビー級王者オレクサンデル ウシク(ウクライナ)は100.2キロ/221ポンドでアンソニー ジョシュア(英)との2連戦を行っています。ブリッジャー級の一つ下の階級であるクルーザー級のリミットは90.7キロ/200ポンドとなります。
この一戦は試合終了後も、BoxRecでは「12回戦」とのみ表示されています。早い話、WBC以外はこの階級の存在すら認めていないという事。要はいつ、同団体がこの階級を廃止するかでしょう。