宮脇俊三『私の途中下車人生』
角川学芸出版(角川文庫)、平成22年2月25日初版。
本体価格:514円(税別)。
※「本書は1986年10月に講談社から刊行された単行本を文庫化したもの」と、巻末に注釈が付いています。
今月のはじめに、京都市内某所の「つたや」の書店で見つけて買った一冊です。
宮脇俊三の本を買ったのは久しぶり~。
作品自体は1986年に講談社から出されていたようですが、私は、このタイトルは今回初めて知りました。
この本の中身は、聞き手と宮脇俊三との「対談」の内容が記録されたものであります。
鉄道や旅のことを軸にしつつ、宮脇俊三が自分の人生を語っています。
本文は、基本的に会話スタイルの文章で書かれており、いわゆる「です・ます調」。