勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

真夏日

2007-06-16 01:15:17 | Weblog
 14日、関東甲信越地方の梅雨入りが発表された。午後から降り始めた冷たい雨は、夜更けまで降り続いた。
 眼を覚ますと真っ青な夏の空。気温はぐんぐん上がり、今年初めての真夏日となる。しかし、前夜の雨のためか、澄んだ空気と爽やかな風は肌に心地よく、暑さを感じさせない
 どこからか甘い香りが漂ってくる。あたりを見回すと、真っ白なくちなしの花。こんなとき、わけもなく小さな幸せを感じる。それは生きているという実感なのかも知れない。


小さな幸せ それさえも
捨ててしまった 自分の手から
くちなしの花を 花を見るたび
淋しい笑顔が また浮かぶ
くちなしの白い花
お前のような 花だった
 
 
◇ くちなし ◇

鏡に映る
顔を見ながら思った

もう
悪口をいうのは
やめよう

私の口から出た
ことばを
いちばん近くで
聞くのは
私の耳なのだから

-星野富弘さん-