14日、関東甲信越地方の梅雨入りが発表された。午後から降り始めた冷たい雨は、夜更けまで降り続いた。
眼を覚ますと真っ青な夏の空。気温はぐんぐん上がり、今年初めての真夏日となる。しかし、前夜の雨のためか、澄んだ空気と爽やかな風は肌に心地よく、暑さを感じさせない
どこからか甘い香りが漂ってくる。あたりを見回すと、真っ白なくちなしの花。こんなとき、わけもなく小さな幸せを感じる。それは生きているという実感なのかも知れない。
♪
小さな幸せ それさえも
捨ててしまった 自分の手から
くちなしの花を 花を見るたび
淋しい笑顔が また浮かぶ
くちなしの白い花
お前のような 花だった
小さな幸せ それさえも
捨ててしまった 自分の手から
くちなしの花を 花を見るたび
淋しい笑顔が また浮かぶ
くちなしの白い花
お前のような 花だった
◇ くちなし ◇
鏡に映る
顔を見ながら思った
もう
悪口をいうのは
やめよう
私の口から出た
ことばを
いちばん近くで
聞くのは
私の耳なのだから
-星野富弘さん-
鏡に映る
顔を見ながら思った
もう
悪口をいうのは
やめよう
私の口から出た
ことばを
いちばん近くで
聞くのは
私の耳なのだから
-星野富弘さん-