一年で昼がもっとも長く、太陽が一番高く昇る日、それが夏至。6月22日がその日だった。
その日から数えて11日目、正確には天球上の黄径100度の点を太陽が通過する日の7月2日頃を、半夏至(はんげっしょ)または、半夏生(はんげしょう)というらしい。難しいことはわからないが、農業従事者には大切な節目の日なのだそうだ。
その頃に花が咲き、葉の半分が白く“化粧”することから、『半夏生』または『半化粧』と呼ばれるようになったという『はんげしょう』が厚化粧(?)を始めた。
この花は小さくて花弁がなく、ひも状の柄につながるようにつくが、花があまりにも地味なため、昆虫を誘うことができないという。そこで花に近い葉の半分ほどを“半化粧"させて昆虫を引き寄せようとするのだそうだ。-『野草の名前』(山と渓谷社)から-
女性の厚化粧と同じ理由があったのか♪(あれっ、女性を敵に回したかな?)
葉の形からして、ドクダミの親戚らしい。
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マウスオンでご覧くださいこの花は小さくて花弁がなく、ひも状の柄につながるようにつくが、花があまりにも地味なため、昆虫を誘うことができないという。そこで花に近い葉の半分ほどを“半化粧"させて昆虫を引き寄せようとするのだそうだ。-『野草の名前』(山と渓谷社)から-