お彼岸である。先日姉から電話が入った。「20日の春分の日、お墓参りにみんなが集まるけど、都合はどう?」
両親も亡く、父の後を継いだ兄の七回忌も済んだ。実家に帰る機会は少なくなった。「仕事の都合で行けないかもしれない」、そう答えていたが、一昨日、確認の電話が入る。「何とか都合がつきそうだけど」の返事に、姉が言った。「良かったわ、俊ちゃんが写真を撮ってもらおうと、ポーズを考えて待ってるわよ!」

甥の4歳になる長男が僕を待っているという。昨年の秋の彼岸には行けなかったが、彼は楽しみにしていたらしい。僕が行かないので、がっかりしていたと聞いた。お土産のおもちゃも用意した。彼に会うのが楽しみだ。両親も亡く、父の後を継いだ兄の七回忌も済んだ。実家に帰る機会は少なくなった。「仕事の都合で行けないかもしれない」、そう答えていたが、一昨日、確認の電話が入る。「何とか都合がつきそうだけど」の返事に、姉が言った。「良かったわ、俊ちゃんが写真を撮ってもらおうと、ポーズを考えて待ってるわよ!」


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わたしのお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません
眠ってなんかいません
わたしのお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません
眠ってなんかいません
一昨年、紅白で歌われ大ヒットした「千の風になって」は、墓参りに行く人を減らしたとまでいわれた。そして昨年の紅白で、すぎもとまさとさんが歌った「吾亦紅」が話題になっている。昨年の9月1日、吾亦紅の花とともに、一度紹介済みではあるが・・・。

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盆の休みに 帰れなかった
俺の杜撰(ずさん)さ 嘆いているか
あなたに あなたに 謝りたくて
仕事に名を借りた ご無沙汰
あなたに あなたに 謝りたくて
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髪に白髪が 混じり始めても
俺、死ぬまで あなたの子供・・・
盆の休みに 帰れなかった
俺の杜撰(ずさん)さ 嘆いているか
あなたに あなたに 謝りたくて
仕事に名を借りた ご無沙汰
あなたに あなたに 謝りたくて
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髪に白髪が 混じり始めても
俺、死ぬまで あなたの子供・・・
明日はお墓で、親不孝を詫びて来よう。