勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

涙のわけ

2008-09-02 00:35:12 | Weblog
 日曜日の夕方、ケータイが鳴った。千春ちゃんからである。いつもはメールで話す彼女から電話がかかることは珍しい。電話の声は泣いているようだ。何を言ってるのかわからない。すると突然電話が切れた。急いで掛け直す。

「ごめんなさい、電波の具合が悪いみたい」
「どうしたの、泣いてるの?何かあったの?」
「今日、競技会で決勝に残り、3位になったの」
「ホント?良かったねぇ~、おめでとう!」

 泣きながらの説明によると、Bクラスのダンス競技会で決勝に残った彼女、見事3位に入賞したという。それは無条件でAクラスに昇進することを意味する。
 彼女がダンス教師になるきっかけを作った僕としては、競技選手になり、それも2年でAクラスになるとは思いもよらなかった。デビュー戦でいきなりD・Cの両クラスで優勝したとはいえ、その後の伸び悩みに苦しみ、何度悔し涙を流したことか。

 その並々ならぬ努力のプロセスをすべて知っているだけに、この結果には喜びもひとしお。彼女とそのリーダーには、更なる上を目指して精進することを願い、これからもできる限りの応援と、陰からのサポートをしよう。