何ごとにもプラス思考の知人がいる。癌の手術を受けても、全く落ち込まない。「早期発見だから、完治するんだって」と、癌を病気と思っていない素振り。ポーズではなさそうだ。若い頃、生死に関わる病気をしたが、そのときもプラス思考が幸いしたらしい。隔離されるほどの重大な肺の病気で入院した時も、隠れてタバコを吸っていたという。今はすこぶる元気だ。
そんな彼がtaspoの写真を見せながら言った。「この写真、人相が悪く写ってるよね」。僕は答えた。「ううん、そのまんまだよ」。すると彼、「娘にも同じこと言われた」。彼は自嘲気味に、「みんな自分のことは勘違いしてるよね」
僕が、お客様とダンスのデモンストレーションに出演した時、練習の時のようにはうまくいかなかった。「あぁ~、いつものように踊れなかった」というと、それを聞いた仲間の一人、「いつもとおんなじだよ!」と、一言。心の中で、『他人にはそう見えるんだよな』と、納得した。
自分が考えるほど、他人は自分に注目なんかしていないものだ。以前、他人の評価は、自分が思う半分と思えば間違いない、というお話をしたことがある。しかし、自意識過剰はよくないが、自分を勘違いしても、プラス思考が長生きの秘訣かもしれない。taspoの彼を見ていると、いつもそう思う。
僕が、お客様とダンスのデモンストレーションに出演した時、練習の時のようにはうまくいかなかった。「あぁ~、いつものように踊れなかった」というと、それを聞いた仲間の一人、「いつもとおんなじだよ!」と、一言。心の中で、『他人にはそう見えるんだよな』と、納得した。
自分が考えるほど、他人は自分に注目なんかしていないものだ。以前、他人の評価は、自分が思う半分と思えば間違いない、というお話をしたことがある。しかし、自意識過剰はよくないが、自分を勘違いしても、プラス思考が長生きの秘訣かもしれない。taspoの彼を見ていると、いつもそう思う。