勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

咲き初め

2010-01-02 21:30:50 | Weblog
 晴天に恵まれた東京の正月。大晦日までは蕾だった我が家の椿は、新春の初日影を浴び、一気にほころび始めた。

咲き初めし 初花赤く 初日影

 正月のの字の部首はだとか。の字には「一に止(とど)まる」「一を守る」という意味があるらしい。

 相田みつをさんによると、一とは原点、一とは自分、一とはこのわたし。自分が人間としての原点に止(とど)まる、それが正。自分が人間としての原点を守る、それが正。自分が自分の原点に立ち帰る、それが正。そして、自分が自分の原点に立ち帰る月、それが正月、 なんだそうだ。

 自覚はないが、初老といわれる年齢になって、初々しさなどどこかに置き忘れ、気が付くとただの頑固親父。新しい年になると、いつも何かを誓いながら、すぐに忘れるボケ親父でもある。2010年という区切りの年に、改めて原点に帰ってみるのもいいかもしれない。自分の軌道修正をする月、それが正月なんだそうだ。軌道を外れ過ぎた僕にとって、軌道修正はちょっと困難かも知れないが。。。