勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

本音と建前

2010-01-06 23:59:39 | Weblog
 正月早々からデスクトップパソコンが壊れてしまった。以前から不具合が続いていた我がPC、騙し騙し使っていたが遂にご機嫌を損ねてしまったようだ。点滅を繰り返しながらも、12月31日までは何とか働いてくれていたディスプレイが、元日になって全く表示ができなくなってしまっていた。そんなときのために予備として使っていたノートPCに頼らざるを得ない。メインで使っていたデスクトップは、そこに保存されていた情報のバックアップも完全ではなく、サブのノート型では不都合も多い。
 PC本体はまだ使えそうなので、さしあたって、ディスプレイだけでも換えようかと、弟の金髪のアドバイスを元に、ある有名家電量販店に行った。店内に並ぶ数多くのPCを見ると、なにを選んでいいのか全くわからない。一式揃えてセットでの買い替えも考えた。そこで若い店員さんにアドバイスを仰ぐ。

 いくつかの条件を提示し、店内の製品の説明を聞く。こちらの事情とPCに対しての考えを話し、気取らず背伸びせず、本音で話すうち、その店員さん声を潜めて言った。「お客様のご要望でしたら、うちより秋葉原で買ったほうが安くできますよ」。秋葉原の事情に詳しいという彼は、お店の紹介までしてくれた。「このお店のこの方に、私の紹介だと言ってください。相談に乗ってくれるはずです」と言い、こまごまとした内容を箇条書きにし、名刺まで添えてくれた。最後に「急がないのなら、いくつかのお店で比較してみるといいですよ」とまで言ってくれたのだ。
 
 後日改めて行くことにしたが、気取らずに本音で向かい合うとき、相手も損得抜きの本音で応えてくれるのだろうか。本音と建前の使い分けは難しいが。。。
次にPC関連の買い物をするときには、この店員さんの成績になるようなものを買おう。