勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

表参道冬ねぶた

2010-01-23 23:52:34 | Weblog
 東北三大祭のひとつに数えられるねぶた祭といえば、東北の夏の祭。その青森ねぶた祭が冬の表参道に現れた。
 2010年12月、東北新幹線・八戸-新青森間の開業により、東北新幹線全線開通のプレキャンペーンとして開催された「とことん青森2010」が、明日(24日)で最終日を迎える。
 昨年の青森ねぶた祭で知事賞を受賞した、『楠木正行(くすのきまさつら)四條畷(しじょうなわて)の戦い』のねぶたが、原宿表参道の夕暮れの空を青森色に染め抜いた。
ねぶたの前を行くのは、独特の衣装を纏った踊り手と
 
「跳ね人」が名前の由来とされる、ハネトが祭りを盛り上げ

 さらには、ミスねぶたを始めとする、囃子、太鼓、ねぶたの引き手の総勢500人を越す人たちが一体となって、「ラッセラー」という掛け声と共に、明治神宮から明治通りまでのけやき並木を往復する『青森ねぶた祭』は、寒い冬の夜を熱くした。
 幅9メートル、高さ5メートルの大ねぶたが、引き手の威勢のいい掛け声に乗って、目の前を通り過ぎて行く。
 都心の屋外を大ねぶたが運行するのは初めてのことだという。明治神宮文化館の屋台村では、青森の味も楽しめる。
 青森の元気を東京で味わう表参道冬ねぶたは、沿道の人々を幻想の世界に誘(いざな)ってくれた。