勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

備えあれば・・・

2010-01-16 23:25:25 | Weblog
 1995年(平成7年)1月17日午前5時46分52秒。阪神淡路大震災が発生した時刻である。その日の朝のテレビニュースからは、時間と共に地震の大きさが伝わってきた。街には火災による煙が上がり、道路や建物の倒壊を映し出す映像に身を震わせた。あれから15年の歳月が流れるという。

 「災害は忘れたころにやってくる」といわれるが、「備えあれば憂いなし」ともいう。我がマンションでも、消防法により義務付けられた住宅用火災警報器の取り付けが始まった。マンションの全戸を対象に、管理組合での働きかけによる業者の一斉取り付けである。
 キッチンをはじめ、寝室、居間の全ての部屋に取り付けられた警報器は、キッチンの熱感知と、各部屋の煙感知の2種類である。

 タバコを吸わない僕にとって、寝タバコの心配はないが、最近、何度かガスの消し忘れをしている。すぐに気が付き、大ごとにはならずに済んでいるが、これも加齢による注意力の欠落か。キッチンを離れるときは、どんな条件でも火を止めることにしているが、注意力は加齢の物指しでもあるらしい。悲しいかな、より一層の注意力が必要な年齢である。せめて心の炎の警報器でも鳴らせるようになれたらいいが。。。