勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

天罰?

2010-01-07 23:18:08 | Weblog
 我がマンションの迷惑男の仮処分の手続きを進めるため、彼の部屋とマンションの下見を兼ねて訪れた弁護士との打ち合わせを行った。

 男の迷惑行為の詳細な経過報告と状況説明、そしてこれからの在り方等の話し合いは2時間を超え、難解な法律用語の理解も容易ではない。更に上申書や申立書などは全て債権者として理事長である僕の名前で行われるらしい。裁判所からの呼び出しにも応じなければならない。何はともあれ、あとには引けない状況になってきた。

 その迷惑男、暮れから正月にかけても真夜中の大音響と、部屋で暴れるような騒音は続いていたという。僕も、大晦日と元日には在宅の確認はしていた。インターフォンによる「Merry X'mas」に続き「Happy new year」の挨拶も期待していたのだが、それはなかった。

 ところが正月2日の朝、救急車で運ばれた男が彼らしいとの報告を受けた。付き添いはいなかったというが、いっそのこと重病であればいい、などと思いながら、見舞いに行ってみようかとも思っていた。しかし、4日には松葉杖の彼が帰ってきてしまった。管理人が訳を聞くとスキーで骨折したと言う。家に居たはずなのに。。。

 その後の騒音被害は聞いていない。しばらくはおとなしくなるかも知れないが、治ってからのことが心配でもある。

 そして今日の午後6時前、エレベーターから降りてきた迷惑男とエントランスで鉢合わせ。片松葉の彼に穏やかに話しかけた。



「どうしました?」

すると彼

「スキーで骨折しました、天罰です」

「悪いことしたから?」

松葉杖にすがりながら僕の傍らを通り過ぎる彼の背に問いかけると

「ハイ」

という返事


 そして自分の車に乗ってどこかに消えていった。次に遭った時どんな会話になるのか楽しみになってきた。