勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

一の酉

2011-11-03 18:59:38 | Weblog
 浅草の鷲(おおとり)神社と長国寺で、縁起物の熊手で知られる酉の市が昨日(2日)開かれた。酉の市が開かれる頃には寒くなるというのが定説だったが、近年酉の市に寒くなることは少ない。特に今年は、先日木枯らし一番は吹いたものの、ここ数日は夏を思わせるような気温である。


 酉の市は11月の酉の日に開かれるのだが、今年は2日、14日、26日と三の酉まであり、三の酉まである年は火事が多いとも言われている。


 今年は浅草のお祭りや催し物などの行事は、大震災の影響もありほとんどが中止となっていたが、ここに来て復活するようになった。今日3日は時代祭りも開かれたが、残念ながら僕は行くことができなかった。浅草といえば祭り、祭りに欠かせないのが露天商などに代表される「テキ屋」などの暴力団との関わりである。しかし、これからはそんな様相が一変するかもしれないのだ。


 今年から施行された都の暴力団排除条例により、「テキ屋」系暴力団の公道への出店を認めないという。露天商の全てが暴力団関係とは限らないが、昨年より55件の減少だという。


 祭りを盛り上げる露天商は、祭りなどの催しには欠かせない存在だが、地域住民が出すのは困難だと、町会連合会長が言っているとか。テキ屋と祭りは歴史もあり、地域とも一体になっているので、その対応も手探り状態だという。これからは祭りの形態も変わってくのかもしれない。それを淋しいと思うのは時代錯誤と思うべきか。。。